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レース回顧

 

 

笠松・第45回 秋風ジュニア(P) 

 

 2020年09月24日8回笠松3日10R サラ系2歳・オープン・P 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

ベニスビーチ

笠松

54.0

筒井勇

433

1.30.0

 

2

2着

5

マナカフナ

笠松

54.0

丸野勝

436

1.30.1

3/4

5

3着

3

ハルガキタ

笠松

54.0

藤原幹

468

1.30.3

1 1/2

4

4着

2

スーチャン

笠松

54.0

池田敏

456

1.31.0

3

7

5着

9

リゾルート

笠松

54.0

水野翔

426

1.31.3

1 1/2

3

6着

1

マオノクララ

笠松

54.0

吉井友

401

1.31.5

1

10

7着

10

ボルドーマリー

笠松

54.0

村上弘

427

1.32.5

5

11

8着

11

ジャスミンシャワー

笠松

54.0

柿原翔

483

1.32.6

1/2

9

9着

6

ギリニンジョウ

笠松

54.0

向山牧

470

1.32.8

1

8

10着

8

フーククリスタル

笠松

55.0

高木健

462

1.33.2

2

6

11着

7

アリスパレス

笠松

55.0

渡邊竜

455

1.34.3

5

1

 

 

 【短評】 1着 ベニスビーチ……触れ込み通り、フワフワした面はあったが、ゴール前までしっかり伸びて優勝。まだまだギアがありそうで、奥深さを感じさせる。 2着 マナカフナ……噂通りのスピードで、ハナからの粘り込み。最後は交わされたがペースを踏まえれば上々の粘りで、小回り適性はかなりだ。 3着 ハルガキタ……勝ったベニスビーチより早めに仕掛けて完璧な騎乗に見えたが、決め手の差が出て3着。ただ、叩いた効果は十分にあったし、いずれ大きな仕事をやってくれそう。

 

【レース後のコメント】

1着 ベニスビーチ

筒井勇介騎手……攻め馬で騎乗している時から背中の感触がよく、これは走る馬だなぁと感じていました。ただ、追い切りもそうでしたが、道営のレースを見ているとずっと追っつけ通しでしたし、フワフワした面はありますね。でも逆に言えばそんなタイプですから伸びシロがありますし、距離が延びてもいいタイプだと思います。陣営の期待に応えることができて、まずはひと安心ですね。

 

田口輝彦調教師……内心、してやったりだよ。ここでは力が違うと思っていたけど、マナカフナとワンツーを決めてくれたからね。やはり向こうで勝っているだけあって、心肺機能がちがうみたいだね。この後は2頭ともジュニアクラウンの予定でいるけど、オーナーが考えてくれる人だから、色々な選択肢も出てくると思うよ。


 

 

 

 

名古屋・GDJ2020 第14回 秋桜(あきざくら)賞(SPⅠ)

 

 2020年09月17日13回名古屋3日11R サラ系3歳以上・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

8

サラーブ

大井

56.0

赤岡修

502

1.28.3

 

2

2着

10

ウラガーノ

笠松

56.0

筒井勇

528

1.29.9

8

7

3着

11

エールドール

名古屋

56.0

岡部誠

472

1.30.4

2 1/2

9

4着

4

ジェッシージェニー

大井

56.0

藤本現

443

1.30.6

1

3

5着

3

メモリーパール

名古屋

56.0

友森翔

446

1.30.7

10

6着

9

アビゲイル

名古屋

56.0

木之前葵

446

1.30.8

11

7着

5

ガレットショコラ

兵庫

56.0

長谷部駿

418

1.31.0

1 1/2

8

8着

7

ポルタディソーニ

名古屋

56.0

宮下瞳

434

1.32.2

6

6

9着

1

ユウチャージ

名古屋

56.0

大畑雅

493

1.35.7

大差

4

10着

6

エイシンセラード

兵庫

56.0

田中学

518

1.40.6

大差

5

競走中止

2

アークヴィグラス

道営

56.0

吉原寛

453

 競走中止

 

1

 

【短評】 1着 サラーブ……馬格もありなかなか雰囲気を持った馬。ユウチャージとアークヴィグラスがハイペースで飛ばし、かなりのラップ。中団より前目で先行争いを見る形。展開面でもベストだったか。粘るアークヴィグラスとのマッチレースの最後は、相手の競走中止という残念な形での決着となってしまったが…。同馬は地方転入後7戦目にして待望の重賞初制覇となり、グランダムジャパンのポイントランクでもトップに立った。 2着 ウラガーノ……勝ち馬の直後から追走。これも流れに乗じた形。中央実績馬らしい走りを見せた。 3着 エールドール……プラス12キロだったが、もともと細手の馬体でむしろ一番よく見せた。脚質に幅も出ているし、自信になっただろう。
 

【レース後のコメント】

1着 サラーブ

藤田輝信調教師……読売レディス杯でアークヴィグラスに敗れていますので、どうやってあの馬に勝てるかを考えていました。そのうちの作戦のひとつ(相手が楽をしている間に早めに仕掛ける作戦)がうまくいきましたね。思った以上の切れ味を発揮してくれましたし、あらためて強い馬だと思います。

 

動画:金シャチけいばNAGOYA(名古屋けいば)公式チャンネルより

 

 


 

 

 

 

 

笠松・第5回 西日本ダービー

 

 2020年09月10日7回笠松5日11R サラ系3歳・オープン・重賞 不良 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

エアーポケット

佐賀

56.0

吉原寛

472

2.05.6

 

5

2着

12

イチライジン

兵庫

56.0

吉村智

485

2.05.6

1

3着

8

フジヤマブシ

金沢

56.0

平瀬城

517

2.05.8

3/4

3

4着

5

シェナオセロ

高知

54.0

林謙佑

418

2.07.6

9

9

5着

1

ガンバルン

高知

54.0

佐原秀

418

2.07.8

1

6

6着

9

インザフューチャー

名古屋

56.0

戸部尚

470

2.07.9

1/2

4

7着

11

ツェレトナー

笠松

56.0

向山牧

445

2.09.3

7

11

8着

7

ミスカゴシマ

佐賀

54.0

山口勲

461

2.10.1

4

2

9着

4

ビックバレリーナ

名古屋

54.0

大畑雅

446

2.11.0

4

7

10着

10

ガンバギフ

笠松

54.0

水野翔

468

2.11.5

2 1/2

10

11着

2

ワイエスキャンサー

笠松

54.0

吉井友

422

2.11.8

1 1/2

12

12着

6

チェリーヒック

笠松

54.0

筒井勇

429

2.12.4

3

8

 

【短評】  1着 エアーポケット……道中は中団のやや後のインで脚をため、向正面に入るとやや速いかなといったタイミグンでマクり気味に進出。前を走っていた3着馬を追いかけるような格好で進み、3~4コーナーでは外に並んで直線の叩き合いに雪崩れ込む。そこへ遅れて伸びてきた2着馬が強襲。ゴール前は3頭の接戦になったが、最後までしぶとく伸びて僅差で振り切った。 2着 イチライジン……少しテンに押っ付けて、外から5番手あたりをキープ。道中は馬群に入れて折り合っていたが、勝負どころで勝ち馬が動いてきた時にそれがアダとなり出し抜けを食った格好に。それでも遅れを取り戻すように4コーナー手前からグイグイ差を詰めて、差し切るかの脚を見せて頭差の2着でゴール。その不利がなければとは思うがコースロス乗れたぶんの利もあり、何とも言えないところ。 3着 フジヤマブシ……スタートひと息ではあったが、馬任せの追走でも極端な後方にはならず。定石通り3コーナー手前からゴーサイン。ただ、勝ち馬のマクりも鋭く、それに併せて進出しなければならず直線でギアチャンジする余力が作れなかったせいか、それとも体調的なものか前走のように直線で弾ける脚が使えなかった。とはいえ、ゴール前まで接戦はできており、地力の一端は見せた。

 

【レース後のコメント】

1着 エアーポケット

吉原寛人騎手……あまり深くは考えず馬のリズムを重視して乗りました。前を行くフジヤマブシの強さは分かっていましたし、早めに潰すようなイメージで仕掛けましたが、最後までよく頑張ってくれました。2,3着馬は強い馬なので、そんな相手に勝てたこの馬も強いですね。(地方競馬重賞100勝について)なんか持ってますね(笑)。良い馬にたくさん乗せていただいて、本当にありがたいです。

真島二也調教師補佐……前走後は少し疲れも出たので輸送を考えて、軽めの調整ではありましたが、ここ目標にいい状態に持ってこれました。遠征の経験を積んで、馬自身もなれて力が発揮できるようになったし、いい脚が長く使えるので長い距離があっていると思います。状態を見ながら次走は考えていこうと思います。

 

 

写真提供:森内 智也さま