名古屋・第24回 名港盃(SPⅡ)
【短評】 1着 タガノジーニアス……外枠を好発を決めて、スッとインコースに潜り込んだ。そこはさすが下原騎手。ロスなく回れたし、2周目3角手前で競馬が動いたときには外のアドマイヤムテキにフタをされかけたが、そこで我慢。あとは外へ出しての差し切り勝ち。マイナス17キロも詰めて使って、なおかつ輸送を見込んだ予定通りの仕上げで太目が取れた。万全の仕上げだったといえよう。 2着 ストーンリバー……勝ち馬の後ろのインを追走。いくぶん反応が鈍かったが、直線は勝ち馬をしのぐ脚色。やはり力はある。 3着 エイシンニシパ……最初のスタンド前は思ったほどの位置取りではなかったが、向正面で一気にスパート。勝負に出たが、しまいは甘くなった。 5着 グランドサッシュ……後方からしわじわ差を詰めた程度。パドックでは気迫が薄れた印象を受けた。夏負けかも。 6着 アドマイヤムテキ……好位の絶好位。折り合いもついていたし、何とか最後も食らいついていたが、最後は距離か? 【レース後のコメント】 1着 タガノジーニアス 新子雅司調教師……予定通り体が絞れて、いい仕上がりに持ってこられたと思います。レースでは発馬を決めて、思ったよりいい位置が取れたのが収穫でした。4角で行き場がないシーンがありましたが、よく伸び切ってくれましたね。今はどの距離がベストなのか模索しながらレースを選択している段階です。今後の希望としては兄のタガノジンガロのようにグレード競走で活躍するような馬になってくれれば。
動画:金シャチけいばNAGOYA(名古屋けいば)公式チャンネルより
|