• トップ > レース回顧 > 重賞競走 > 2018年度

レース回顧

 

 

 

名古屋・第29回 秋の鞍(SPⅠ)

 

 2018年09月26日14回名古屋2日11R サラ系3歳・オープン・SPⅠ 稍重 1800m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

12

サムライドライブ

名古屋

54.0

丸野勝

449

1.58.4

 

1

2着

2

スプリングマン

浦和

56.0

張田昂

492

1.59.2

4

5

3着

5

ジョーグランツ

浦和

56.0

橋本直

455

1.59.2

2

4着

10

ユーセイスラッガー

名古屋

56.0

筒井勇

480

1.59.2

11

5着

11

ハーキマーダイヤ

金沢

54.0

米倉知

417

1.59.3

1/2

9

6着

4

ウォーターループ

名古屋

54.0

友森翔

447

1.59.5

1 1/2

6

7着

6

コスモバレット

大井

56.0

吉原寛

472

2.00.0

2 1/2

3

8着

8

スギノハヤブサ

名古屋

56.0

大畑雅

515

2.00.3

1 1/2

7

9着

7

バジガクアリア

名古屋

54.0

木之前葵

460

2.00.7

2

10

10着

9

ツーエムアリエス

浦和

56.0

赤岡修

480

2.00.7

4

11着

1

マーメイドモアナ

笠松

54.0

東川公

370

2.02.0

6

8

 取消

3

ドリームスイーブル

笠松

56.0

岡部誠

 

 管骨骨膜炎

出走取消

 

 

【短評】 1着 サムライドライブ……外枠でも戦法に迷いはなし。最初のコーナーではペースも落ち着き、前を地元馬が固めたことで道中のペースも上がらずマイペースで逃げられた。これまでの余裕のある勝ち方と比べると今回はそこまでではなかったが、それでも危なげなかったし、前走のよもやの敗戦から見事に立て直して秋初戦をいい形で終えられたのは価値が大きい。 2着 スプリングマン……一旦は先手を主張したが、競り合いを避け3角手前で下げ折り合いに専念。ロスなく追走したし、4角でうまくインをついたが、伸び脚を欠き前との差は縮まらず。 3着 ジョーグランツ……出遅れ。後手後手で不利なレース運びになったが、4角あたりではとても届かないような位置からの伸び。特にエンジンが掛かってからのラスト50mは凄かった。
 

【レース後のコメント】

1着 サムライドライブ

角田輝也調教師……繊細な面があって放牧先で思ったように馬体が増えず、帰厩時の馬体重は433キロでしたが、担当の三輪厩務員の献身的な仕事のおかげで徐々に回復、自主能検と最終追い切りで息はできて8分ぐらいの仕上がりまでもってこれました。今日の計量が449キロ。1カ月ほどはいろいろありましたが、スタッフ一丸となってうまく調整してくれましたね。レースでは課題のゲートも出てくれましたし、4馬身差の快勝という結果になりましたが、やはりこの馬のベストは1800メートルぐらいだと考えます。今後については岐阜金賞か西日本ダービーあたりになるかと思いますが、輸送面の問題もあるのでオーナーと相談して決めることになるでしょう。今後も名古屋けいばを盛り上げていきたいです。

 

 

 

 

笠松・第45回 オータムカップ(SPⅡ)

 

 2018年09月20日10回笠松5日11R サラ系3歳以上・オープン・SPⅡ 重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

メモリージルバ

名古屋

57.0

友森翔

478

2.01.4

 

2

2着

8

アリオンダンス

兵庫

57.0

岡部誠

460

2.01.5

3

3着

5

ダイヤモンドダンス

笠松

57.0

筒井勇

507

2.01.9

2

9

4着

1

ミキノハルモニー

金沢

57.0

青柳正

470

2.02.2

1 1/2

7

5着

2

ヴェリイブライト

笠松

57.0

丸野勝

494

2.02.2

1

6着

6

ビクトリーミノル

兵庫

57.0

田野豊

486

2.02.9

3

8

7着

9

ヴェリテ

笠松

57.0

向山牧

488

2.03.7

4

6

8着

3

ライスエイト

笠松

55.0

池田敏

465

2.05.4

8

4

9着

10

アンカーマン

名古屋

57.0

山田祥

502

2.05.6

3/4

5

10着

7

キクノセントロ

笠松

57.0

大塚研

466

2.05.9

1 1/2

10

 

【短評】 1着 メモリージルバ……気持ちハイペースの中、2番手から押し切って優勝。見事アリオンダンスの猛追を退けてみせたし、実績馬らしく堂々たる勝ちっぷり。 2着 アリオンダンス……向正面から一気にマクッて勝ったメモリージルバを抜かすかの勢い。前評判通り、出来の良さがレースに直結したが、このメンバーで2着なら上々だろう。 3着 ダイヤモンドダンス……多少、展開が向いた面はあったが、くろゆり賞の時とは一変した行きっぷり。好調時の切れ味が戻ってきた印象で、今秋以降の活躍が楽しみ。

 

【レース後のコメント】

1着 メモリージルバ

友森翔太郎騎手……アリオンダンスの手応えがよく、ヒヤりとした一戦でした(笑)。気持ち早仕掛けだったのかなぁとは思いましたが、それでいてゴール前はもうひと伸びしてくれましたからね。馬を誉めてあげたいですし、やはり勝負根性がありますよ。

塚田隆男調教師……これで重賞3勝目。今回はメンバー的にもチャンスがあると思っていたし、本当に嬉しいよ。心配していた輸送もうまくいったし、笠松は本当に走りがいいよね。この後の予定はまだ決まっていないけど、この馬ならまだまだやってくれると信じているよ。

 

 

 

名古屋・第12回 秋桜(あきざくら)賞(SPⅠ)

 

 2018年09月11日13回名古屋1日11R サラ系3歳以上・牝馬・オープン・SPⅠ 重 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

2

ディアマルコ

高知

56.0

佐原秀

456

1.28.6

 

4

2着

11

スターレーン

兵庫

56.0

岡部誠

443

1.28.8

1 1/2

5

3着

3

ラミアカーサ

兵庫

56.0

川原正

436

1.29.4

3

6

4着

12

アンジュキッス

浦和

54.0

笹川翼

420

1.29.7

1 1/2

3

5着

1

ポルタディソーニ

名古屋

56.0

宮下瞳

436

1.29.7

2

6着

7

リョーシンヒナタ

名古屋

56.0

友森翔

475

1.29.8

11

7着

10

オンワードハドソン

名古屋

56.0

今井貴

494

1.29.8

12

8着

6

チェリーシャクナゲ

笠松

56.0

木之前葵

487

1.29.9

1/2

10

9着

4

エースウィズ

大井

56.0

赤岡修

482

1.30.2

1 1/2

1

10着

9

マダムアルディ

名古屋

56.0

丸野勝

449

1.30.3

1/2

7

11着

5

ホウライマリーン

名古屋

56.0

宇都英

461

1.30.3

8

12着

8

アタックガール

名古屋

56.0

山田祥

476

1.30.4

9

 

【短評】 1着 ディアマルコ……スタートが速くないので後ろから大味なレースになることが多かったが、今日は2番枠だったこともありラチ沿いの経済コースを追走できた。勝負どころでは進路を見つけるまでジッと我慢する鞍上の好判断。直線入り口でインが開くと素早く突っ込み、あとは持ち前の末脚で見事に差し切ってみせた。これでグランダムジャパン古馬シーズンのポイントランクで2位以下をさらに引き離し、優勝をほぼ確実なものにした。 2着 スターレーン……持ち前のスピードですんなりハナに立ったが、後ろからアンジュキッスがプレッシャーをかけてきたこともあり、結構なハイペースになってしまった。それでも軽快にラップを刻み、直線では一旦逃げ切り態勢に持ち込んでみせたが。最後は勝ち馬の末脚に屈した。負けて強しを印象付ける内容。 3着 ラミアカーサ……出負けをして最後方。道中はインの経済コースを回り4角あたりで外へ出すと鋭い伸び。差し馬向きの展開ではあったが伸びにはは光るものがあった。 5着 ポルタディソーニ……好位のインでいつも通り器用な立ち回りを見せたが、直線で伸びなかった。やはり全国地方交流クラスが相手となると、さすがのこの馬でも本調子でないと厳しいということだろう。

 

【レース後のコメント】

1着 ディアマルコ

佐原秀泰騎手……理想は先行ですが、このメンバーでは少しスピードが足りません。ただ、今日はインでしっかりついていって理想の場所を追走してくれました。そして、最後はきっちり差しきってくれました。このレースは3年目でようやく勝つことができました。グランダムジャパン女王の座が優位になったのでよかったです。本当に強い馬で、感謝しています。これからも活躍してくれると思いますので、応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

笠松・JRA認定競走 第43回 秋風ジュニア(P)

 

 2018年09月06日10回笠松2日11R サラ系2歳・オープン・P 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

7

ボルドープラージュ

笠松

55.0

岡部誠

427

1.30.5

 

2

2着

1

エリアント

笠松

55.0

筒井勇

433

1.31.3

4

3

3着

3

ドリームノーティス

笠松

54.0

島崎和

404

1.32.3

5

4

4着

6

クニノゲラン

笠松

54.0

山下雅

420

1.32.5

1 1/2

8

5着

10

ワイエススカイ

笠松

54.0

藤原幹

414

1.32.8

1 1/2

5

6着

8

マルヨグローズ

笠松

55.0

東川公

437

1.33.0

1 1/2

6

7着

5

レッドホース

笠松

55.0

丸野勝

477

1.33.2

1 1/2

7

8着

4

シーケートレーズ

笠松

54.0

池田敏

454

1.34.2

5

10

9着

9

マナラニ

笠松

54.0

渡邊竜

438

1.35.1

4

9

10着

2

パドルシフト

笠松

55.0

高木健

519

1.37.0

9

1

 

【短評】 1着 ボルドープラージュ……パドックでの入れ込みは少々気になったが、レースはしっかり折り合って絶好位2番手から。期待以上に先行力があったのは収穫だし、追い出してからの脚色もしっかり。今後、距離が延びてもこなしそうな印象。 2着 エリアント……最内枠ということもあり、やや後方からの競馬になってしまったが、向正面で仕掛けるとグイグイ脚を伸ばして先頭集団にとりついた。枠順の差で2着に甘んじたが、バランスのいい馬体が目を引く存在。勝ち馬との力量差はなさそうだ。 3着 ドリームノーティス……前走とは一転して好スタートを決めて積極的にハナへ。勝ち馬に終始マークされる流れで、厳しい展開になったが、それで3着なら上々だろう。小柄な牝馬で今後の成長力に課題は残すが、スピード的には今年の2歳馬の中でも上位クラスだ。

 

【レース後のコメント】

1着 ボルドープラージュ

岡部誠騎手……道営で速い流れを経験してましたし、思ったより前で運べましたね。少しイレ込んでいたので心配な面はあったのですが、理想的な展開で進めることができましたし、実際なかなか乗り味のいい馬ですよ。今後の活躍も大いに期待しています。
笹野博司調教師……(「いつも好結果を出すコツはありますか?」の問いに) 特にはないですよ(笑)。ワンツーフィニッシュとこれ以上ない結果を残すことができましたが、やはり道営とこちらのレベルの差が大きいでしょうね。あとは一生懸命やるだけです。正直出来に関していえばエリアントの方に分があると思っていましたが、こちらもいい位置取りから競馬ができましたし、レース巧者ぶりを発揮してくれましたね。この後は10月4日のジュニアクラウン1本に絞って、しっかり調整していきたいと思います。