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レース回顧

 

笠松・第46回 東海ゴールドカップ(SPⅠ)

 

 2017年12月31日16回笠松5日9R サラ系・オープン・SPⅠ 稍重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

メモリージルバ

名古屋

56.0

友森翔

472

2.02.8

 

3

2着

9

アサクサポイント

名古屋

55.0

大畑雅

499

2.03.2

2

2

3着

7

ハタノリヴィール

笠松

55.0

佐藤友

524

2.03.2

1

4着

6

クロノスバローズ

笠松

55.0

高木健

435

2.03.8

3

9

5着

2

ヤマニンデリシュー

笠松

55.0

吉井友

545

2.04.2

2

8

6着

3

ヴェリイブライト

名古屋

56.0

今井貴

505

2.04.6

2

6

7着

8

キクノセントロ

名古屋

55.0

戸部尚

495

2.04.6

4

8着

5

アペリラルビー

笠松

54.0

向山牧

480

2.05.0

2

7

9着

1

ダイヤモンドダンス

笠松

55.0

筒井勇

511

2.05.7

3

5

 

【短評】 1着 メモリージルバ……ポンと好スタート。直後に外から交わされた時に掛かり気味になるが、落ち着いてからは好位で脚がたまって淡々と流れに乗れた。3着馬をマークするように3コーナー手前から進出し、直線ではあっさり抜け出す快勝劇。今後も得意の笠松で活躍してくれそう。 2着 アサクサポイント……道中は中団から。型どおりジワジワと伸びてきたが、ゴール前で2着に上がるのがやっと。道中のペースを考えるとむしろ健闘の部類で、底力は十分に見せてくれた。 3着 ハタノリヴィール……スタートは少しもっさり。テンに追っつけて2番手を確保し、すかさず折り合いをつけ3コーナーで先頭へ。教科書通りの競馬はできたが、テンに少し無理をした分、勝ち馬を振り切ることはできなかった印象。

 

【レース後のコメント】

1着 メモリージルバ
友森翔太郎騎手
……やっとこの馬で重賞を勝ててよかったです。今日はスタートも決まりましたし道中は折り合いだけ気をつけていました。4コーナーの手応えなら勝てると思いました。今年は重賞を2つ勝てて最後もいい締めくくりができました。
塚田隆男調教師……調子はいつも通り。西日の影響なのかバックストレッチからのスタートだと出遅れることがあるけど、今日は曇りで好スタートを切れたのもよかった。次走は昨年同様のローテで白銀争覇(1月11日)を目標にしています。

 

 

 

笠松・第21回 ライデンリーダー記念(SPⅠ)

 

 2017年12月30日16回笠松4日9R サラ系2歳・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

チェゴ

笠松

54.0

佐藤友

504

1.43.6

 

1

2着

1

リボース

笠松

54.0

岡部誠

453

1.44.3

3

6

3着

6

バレンティーノ

笠松

54.0

向山牧

407

1.44.4

3/4

3

4着

2

マーメイドモアナ

笠松

54.0

東川公

379

1.44.5

5

5着

7

ウォーターループ

名古屋

54.0

加藤誓

435

1.45.8

6

2

6着

8

トーセンスピネル

笠松

54.0

丸野勝

428

1.46.7

4

7

7着

9

ノスケアマゾン

笠松

54.0

島崎和

467

1.46.7

8

8着

10

スミセイアモーレ

笠松

54.0

大畑雅

395

1.46.8

4

9着

3

ミスティックリズム

笠松

54.0

吉井友

425

1.47.9

5

9

10着

5

スミセイフルールー

笠松

54.0

池田敏

434

1.49.1

6

10

 

【短評】 1着 チェゴ……スタートはもっさりしていたが、前走と違ったのはそこからの行きっぷり。ホラゾネットの効果はうかがえたし、道中も終始抜群の手ごたえで完勝といえる内容だった。今後の活躍が本当に楽しみ。 2着 リボース……前走とは一転して好スタートを決め、逃げ作戦。4コーナーでもチェゴに抵抗してみせたし、環境にもしっかり対応できた様子。距離にもメドがついたし、今後は軽く扱えぬか。 3着 バレンティーノ……今日も後方からの待機策だが、いい脚を長く駆使しての3着入り。勝ちきれない面は抱えているが、上がりはチェゴに次ぐ37秒4を計測。自身の持ち味は発揮できたか。

 

【レース後のコメント】

1着 チェゴ

佐藤友則騎手……メンバー的に負けられないと思っていたので、結果を出せてホッとしています。今は本当に色んな面でこの馬は恵まれていますよね。いつもいうことですけど、厩務員さんが本当によくしてくれますし、今回は先生と相談してゲート練習もしっかりこなしましたからね。ホライゾネットの効果とか、すべてがうまくいったと思いました。レースは岡部さん(リボース)が怖かったので少し早めに仕掛けましたが、道中もずっと手ごたえが良かったですからね。この馬の強い競馬ができました。夢がある馬ですから、今後も応援よろしくお願いします。
井上孝彦調教師……まだまだ課題は多い馬だと思っていますが、今日も強かったですね。佐藤君もうまく乗ってくれてますし、やはり牝馬限定なら負けられないといったところでしたね。今後は体調と相談しながらの決定で次走はまだ決めていません。ただ、いろんな選択肢がありますし、基本的にはグランダム路線でいきますよ。

 

 

 

名古屋・第17回 名古屋グランプリ(JpnⅡ)

 

 2017年12月14日20回名古屋3日11R サラ系3歳以上・オープン・JpnⅡ 良 2500m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

1

メイショウスミトモ

栗東

56.0

古川吉

492

2.43.5

 

5

2着

2

トップディーヴォ

栗東

56.0

横山典

494

2.43.8

1 1/2

4

3着

5

カツゲキキトキト

名古屋

56.0

大畑雅

528

2.44.1

1 1/2

1

4着

3

クリノスターオー

栗東

56.0

幸英明

544

2.44.8

3

3

5着

11

オールブラッシュ

栗東

58.0

ルメール

500

2.44.8

2

6着

8

ドラゴンエアル

道営

56.0

服部茂

498

2.45.4

3

8

7着

9

タガノディグオ

栗東

55.0

藤岡康

532

2.46.7

6

6

8着

10

アサクサポイント

名古屋

56.0

岡部誠

501

2.47.3

3

7

9着

6

トウシンイーグル

兵庫

56.0

東川公

491

2.47.3

9

10着

7

ブランニュー

名古屋

56.0

丸野勝

477

2.47.4

1/2

11

11着

12

サクラビクトワール

高知

56.0

林謙佑

474

2.49.1

8

12

12着

4

ストゥディウム

船橋

56.0

吉原寛

493

2.52.9

大差

10

 

【短評】 1着 メイショウスミトモ……前の隊列がスムーズに決まったし、そのすぐ後ろ3番手をキトキトを見るような形で取れたのが良かった。勝負どころでは外からトップディーヴォに先に行かれたが、冷静に外に出して直線で差し切った。チャンピオンズカップから中10日というのもむしろ状態は上がっていたようだし、馬も力をつけている。 2着 トップディーヴォ……メイショウスミトモのすぐ後ろでジッと我慢。向正面手前でスムーズに外に出して、キトキトに早めにプレッシャーをかけるような形で進出した。スムーズなギアチェンジは機動力の高さを感じさせたが、最後は力で少し上回るメイショウスミトモに差されてしまった。 3着 カツゲキキトキト……中央馬を相手に単勝オッズ1.8倍の1番人気に支持。ファンの視線を一手に集めた。レースは逃げるクリノスターオーの後ろ2番手で、隊列がほとんど動かない落ち着いた流れになったのは良かったが、人気を集めた分、後ろで競馬する馬たちの格好の標的となってしまった。コーナーの反応が鈍い同馬とは対照的に機動力のあるトップディーヴォに早めに並ばれ交わされた。それでもそのまま一気に沈むことなくゴールまで粘っこく3着を確保できたのは力がある証し。今回は残念だったが、来年以降に夢はつながった。

 

【レース後のコメント】
1着 メイショウスミトモ
古川吉洋騎手
……夏場にちょっと調子を落としたこともありましたが、秋になって体調が上向いてきました。レースプランとしては内枠だったのでハナの後ろで流れに乗れればと思っていたんですがうまくいきましたし、4コーナーでも手応えは抜群でしたね。この馬のいいところは素直で頑張り屋さんなところ。これで今年2つめの重賞制覇。来年はもっとやってくれると思うので応援よろしくお願いします。
南井克巳調教師……チャンピオンズカップから中1週でしたがここに出るのは予定通り。一度叩いて良くなっていると思いましたし、ジョッキーも指示どおり上手く乗ってくれました。この馬は最初に見たときからいい馬でしたが、ここへきてどんどん強くなってきていますね。

 

3着 カツゲキキトキト

大畑雅章騎手……怖いのは後ろからの2頭(メイショウスミトモ、トップディーヴォ)と思っていたけど、その通りになってしまいました。でも昨年は流れ込んでの3着で、今年は勝ちにいっての3着ですからね。来年、再来年までには勝てる様にまた頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

笠松・JRA認定競走 第4回 ジュニアキング(P)

 

 2017年12月06日15回笠松2日11R サラ系2歳・オープン・JRA認定・P 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

6

ドリームスイーブル

笠松

55.0

丸野勝

456

1.42.2

 

3

2着

8

チェゴ

笠松

55.0

佐藤友

506

1.42.8

3

1

3着

1

ビップレイジング

笠松

56.0

藤原幹

464

1.43.5

3

2

4着

9

ライトスラッガー

笠松

55.0

東川公

454

1.44.0

2 1/2

4

5着

7

ノスケアマゾン

笠松

54.0

島崎和

466

1.44.3

1 1/2

6

6着

5

リボース

笠松

55.0

岡部誠

455

1.44.3

5

7着

2

ディーエスパースン

笠松

56.0

高木健

494

1.44.3

7

8着

10

ミスティックリズム

笠松

54.0

吉井友

416

1.45.2

4

9

9着

4

マルヨバリオス

笠松

55.0

池田敏

437

1.45.2

8

10着

3

スミセイフルールー

笠松

54.0

向山牧

435

1.49.1

大差

10 

 

【短評】 1着 ドリームスイーブル……スタート後は無理に仕掛けることなく馬なりで中団から。向正面で後ろからマクってきた馬に先を越されたが、ヒルむことなくそれを追走して4角先頭から堂々と押し切った。直線も良く伸びており距離はもっとあってもよさそう。 2着 チェゴ……スタートの出がひと息。終始勝ち馬から1~2馬身後ろを付いて行く感じで、直線に入ってすぐには並びかける手前まで詰め寄ったが、外々を回ったぶんもあり最後は突き放されてしまった。ゲート五分なら巻き返し十分だ。 3着 ビップレイジング……いつも通り後方から。順もあって勝負どころで2着馬のインにいて、仕掛けが一瞬遅れたこともあったが、連勝した4、5走前のような反応がなかったのは気がかり。

 

【レース後のコメント】

1着 ドリームスイーブル
丸野勝虎騎手
……勝てて嬉しいです。前走は5頭立てで好位から行けたけど、今回は中団以降になるのは想定していました。道中の手応えもよかったので、あとは相手の出方を見ながら仕掛けるだけでした。中長距離が合っていそうだし、今後が楽しみです。
笹野博司調教師……追い切りではビップレイジングを相手に先着していたし、調子は前走以上だと思っていました。距離延長も良かったみたいですね。まだ今後のプランは考えていないけど、地元の3歳戦を使って、来年の地元の重賞というのが基本線かな。