笠松・JRA認定競走 第42回 秋風ジュニア(P)
【短評】 1着 ビップレイジング……スタート自体は悪くなかったが、外の馬が速くて中団からの競馬に。3コーナー手前から自力で前を捕まえに行くと、直線もしっかり伸びて競り合いを制した。器用に動けるところも見せてくれたし、今後の活躍が楽しみ。 2着 マルヨバリオス……大外枠の利もあって、スムーズに好位を確保できた。そして勝負どころからはインをついてじわじわと進出し、2歳馬らしからぬレース運びを披露。今日の走りができれば大崩れすることは少なそうだ。 3着 マーメイドモアナ……ダッシュ良くすんなり先手を奪えたのはよかったが、2番手の馬に終始絡まれるような格好でなかなか息が入らなかった。それでもゴール前まで粘っていたし、初距離を考えれば健闘の部類といえよう。
【レース後のコメント】
1着 ビップレイジング
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笠松・第46回 くろゆり賞(SPⅠ)
【短評】 1着 ヴェリイブライト……テンに仕掛けて3番手を確保、その後はスムーズに折り合う。勝負どころで外から来たカツゲキキトキトに合わせて直線は2頭の叩き合いに。いったん出られたかに見えたが、ゴール寸前でグイッと差し返した。 2着 カツゲキキトキト……パドックの気配からも万全でないのは明らかだったし、スタートで仕掛けるもズブさを見せて後方から。それでも向正面から長く脚を使って叩き合いにまで持ち込んだのは力があればこそ。 3着 ハイジャ……プラス16キロは回復分。好枠を利してハナへ。自身の力は出し切れた。
【レース後のコメント】 1着 ヴェリイブライト 加藤聡一騎手……追い切りはこれまで自分が跨って一番まともに追えましたし、フットワークも軽くいい動きだったので手応えはつかめていました。3走前に丸野さんで勝ったレースを参考にして乗りましたが、3番手のいいポジションで進めることができました。それでもまさか勝てるとは思っていませんでしたし、実際に最後の叩き合いも負けたと思っただけにうれしいです。こんなに早く重賞を勝てたのもいい馬を乗せていただいているおかげです。自分自身、最近は勝ち切れないレースが多くふがいない気持ちでしたが、この勝利をきっかけにまた精進していきたいと思います。 川西毅調教師……暑さがこたえている感じはありましたが、舌を縛ったことで息遣いが良くなり追い切りも動きましたからね。これなら丸野騎手で…とも思いましたが、聡一にはずいぶん前から「お前でいく」と言ってあったので任せましたよ(笑)。よく勝ってくれたと思います。次走は馬の状態をみて検討します。
[写真提供:小川 慎介さん]
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