• トップ > レース回顧 > 重賞競走 > 2016年度

レース回顧

 

笠松・第12回 笠松グランプリ(SPⅠ)

 

 2016年11月24日14回笠松4日9R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

ラブバレット

岩手

57.0

山本聡

474

1.23.6

 

2

2着

6

オヤコダカ

道営

57.0

石川倭

565

1.23.9

1 1/2

1

3着

2

サトノタイガー

浦和

57.0

岡部誠

460

1.24.9

5

4

4着

10

コウユーサムライ

佐賀

57.0

山口勲

492

1.25.6

3

6

5着

1

メモリージルバ

名古屋

57.0

友森翔

470

1.25.6

7

6着

5

サルバドールハクイ

笠松

57.0

東川公

461

1.25.6

3

7着

8

エイシンニシパ

兵庫

56.0

田中学

502

1.25.6

5

8着

4

オグリタイム

笠松

57.0

筒井勇

480

1.25.9

1 1/2

8

9着

7

ホッコージョイフル

笠松

57.0

吉井友

524

1.26.7

4

9

10着

9

タッチデュール

笠松

55.0

佐藤友

436

1.27.8

5

10

 

【短評】 1着 ラブバレット……鮮やかな逃げ切り勝ちだが、レコードのおまけつき。昨年は好位からの競馬で勝利を飾ったが、今年の勝ちっぷりもまた見事。仕上がりの良さも際立っており、それもまた結果に繋がった印象。 2着 オヤコダカ……ラブバレットを逃がして自身が2番手。絶好位からの競馬で力をフルに発揮できた印象だが、久々の1400mがこたえたか。勝ち馬も強く、敗戦も仕方なしといった一戦。 3着 サトノタイガー……3、4番手のインでじっくり脚をタメての流れ込み。馬体重を減らしていたこともあり、能力全開とはいかなかった点もありそう。今後の立て直しに期待。

 

【レース後のコメント】

1着 ラブバレット

山本聡哉騎手……レコードのおまけつきの勝利ですか。昨年に続いて今年も強い勝ちっぷりで、この馬は本当に強いですね。成長もしていますし、スピードの持続力がありますからね。道営のオヤコダカはやはり意識していましたが、同馬の持ち味を発揮できれば互角以上にやれると思っていました。枠順もあってハナに行ければ行こうと思っていましたし、1、2コーナーまでいい感じでタメも作れましたからね。4コーナーでの手ごたえもよかったですし、これならイケると思いました。馬体重も理想の470キロ台で陣営もいい感じに仕上げてくれていましたから、そのあたりも勝因だったと思います。この馬と一緒に僕自身も成長していきたいですので、今後も応援よろしくお願いします。
菅原勲調教師……連覇を果たせて本当に嬉しいです。この馬は昨年も思いましたけど、笠松の走りが本当にいいですね。距離も1200~1400mに適性を感じますが、特にこの1400mがベストな感じもします。久々でしたが、牧場でも十分乗り込んできましたし、もともとポン駆けも利くタイプですからね。仕上がりよく、好結果に繋がったのでしょう。次走は園田の兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢに向かう予定です。昨年、出場が叶わなかったレースですから、何とかリベンジをしたいですね。3連覇を狙って来年も笠松グランプリに来るつもりでいますから、また応援よろしくお願いします。

 


 
 

 

 

 

名古屋・第57回 愛知県知事杯 東海菊花賞(SPⅠ)

 

 2016年11月17日17回名古屋3日12R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 稍重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

1

カツゲキキトキト

名古屋

55.0

大畑雅

509

2.02.2

 

1

2着

9

コスモナーダム

名古屋

57.0

岡部誠

491

2.03.2

5

4

3着

3

サウスウインド

兵庫

57.0

赤岡修

465

2.04.7

7

2

4着

7

アンコイルド

船橋

57.0

山本聡

476

2.06.6

9

5

5着

4

アップアンカー

名古屋

57.0

佐藤友

512

2.06.8

1 1/2

8

6着

12

ビービーガザリアス

笠松

57.0

藤原幹

490

2.07.3

2 1/2

10

7着

6

エイシンイースト

兵庫

57.0

大山真

482

2.07.4

6

8着

10

ベルライン

名古屋

55.0

丸野勝

481

2.08.0

3

7

9着

11

ストゥディウム

船橋

57.0

石崎駿

489

2.08.2

1 1/2

3

10着

2

ドニゼッティ

名古屋

57.0

宮下瞳

462

2.08.7

2 1/2

11

11着

5

ゴールドピューマ

名古屋

57.0

戸部尚

496

2.11.7

大差

9

取消

8

エアマデレーン

名古屋

55.0

山田祥

 

左腕節炎 

出走取消 

 

 

【短評】 1着 カツゲキキトキト……抜群のスタートを決めガンガン仕掛け逃げを主張。馬場状態や枠順を考えればベストの戦法が取れた。詰め寄られる場面もなく4角ではセフティーリード。完勝で地方レベルでは力の違いを見せる。 2着 コスモナーダム……スッと好位につけ折り合いに専念。ほとんどロスのないレース運び。勝負どころでもインからするすると。岡部騎手の好騎乗にも助けられ大健闘。 3着 サウスウインド……発馬がやや悪かったもののインでうまくためて追走。残り3ハロンあたりからスッと動き、勝ち馬とマッチレースに持ち込むかと思える行きっぷりも、最後は意外と伸びを欠き、逆に最後は脚が上がった。
 

【レース後のコメント】

1着 カツゲキキトキト

大畑雅章騎手……相手は兵庫や南関東からの遠征馬とみていました。最内枠だったのでとにかくモマれない競馬だけをと思っていたので、スタートが決まってハナに立てたときに勝てると確信しましたね。最後は少し遊ぶところがあったので気合をつけて追いましたが、完勝と言っていい内容でしょう。前走(白山大賞典)も頑張ってくれましたし、着実に成長していると感じます。最近は時折わがままな面が出てますけど、これも元気がある証拠でしょう。このまま無事にいってくれれば、また強いメンバーに挑戦することになると思います。これからもカツゲキキトキトの応援をよろしくお願いします。
錦見勇夫調教師……鞍上に作戦を指示しなかったけど、内枠でちょっと仕掛けたら行っちゃったという感じだったね。それでも内で窮屈な競馬にさえならなければ、モノが違うという自負はあった。名古屋グランプリの出走権を得たわけで、もちろん使いたいと思っているが、あくまでメンバー次第で、年末の笠松など他のレースも含めて柔軟に考えていきたい。元気があり余っているし、日程があきすぎるのは嫌なので回復の度合いによっては地元の次開催を使うことになるかもしれない。
 

 

 

 

 

 

笠松・GDJ2016 第3回 ラブミーチャン記念(SPⅠ)

 

 2016年11月08日13回笠松2日9R サラ系2歳・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

1

ヤマミダンス

金沢

54.0

青柳正

484

1.43.2

 

1

2着

5

ハローマイダーリン

笠松

54.0

佐藤友

427

1.43.9

3

2

3着

9

イスタナ

笠松

54.0

藤原幹

452

1.44.5

3

4

4着

6

シグラップサビーネ

笠松

54.0

岡部誠

453

1.46.1

8

6

5着

10

リュウワンユウカ

笠松

54.0

大塚研

353

1.46.2

1/2

9

6着

7

ビットエポナ

笠松

54.0

筒井勇

435

1.46.6

2

5

7着

4

スマートアグノス

笠松

54.0

山下雅

408

1.46.7

1/2

7

8着

2

レッドレイジング

笠松

54.0

丸野勝

471

1.46.7

3

9着

3

ローエンベルン

笠松

54.0

吉井友

426

1.47.0

1 1/2

8

10着

8

ストラグル

笠松

54.0

丸山真

430

1.49.0

大差

10

 

 

【短評】  1着 ヤマミダンス……装鞍所ではイレ込みがあったとのことだが、パドックは落ち着きがあり堂々とした周回。スッとハナに立つとあとは持ったままで逃げ切り。終始抜群の手応えで追われたのは直線に入ってからのひと鞭だけ。ウワサに違わぬ強さだった。  2着 ハローマイダーリン……前の3頭を見ながら脚をためる。仕掛けのタイミングも良く自身の力は出し切ったが2着まで。きょうは勝った馬が強過ぎた。まだまだ細い体でこれだけ走るのだから、やはり能力はある。  3着 イスタナ……好スタートを決めて3番手を追走。向正面でいち早くスパートしてレースを動かしたが、勝ち馬には馬なりで突き放された。ただ、4着以下には8馬身差をつけており、地元レベルなら上位の力を示す。
 
【レース後のコメント】
1着 ヤマミダンス
青柳正義騎手
……笠松の1番枠は乗りづらいところがあるので心配はそこだけでした。向正面では追走している馬と手応えが全く違ったので、そこで勝利を確信することができました。この馬の良さは瞬発力が素晴らしく、一戦ごとに成長が感じられるところです。期待が大きい馬なのでそのぶん責任は感じますが、とりあえず今日は結果を残すことができてホッとしています。
中川雅之調教師……いつもはおとなしいのですが、気持ちのオンオフの切り替えができる馬。やはり初コース、初輸送で多少のイレ込みはありましたが、返し馬でキャンターに入る一完歩目が良く、そこはいつものこの馬だったので安心して見ていられました。今後を見据えると、課題はどこの競馬場に行っても動じないメンタル面でしょうね。この後は馬の状態と相談しながらになりますが、東京2歳優駿牝馬に選ばれればぜひ挑戦したいですね。3年前に吉原君とイグレシアスで挑戦して悔しい思いをしているので、リベンジしたい気持ちはあります。