笠松・第39回 ゴールドジュニア(SPⅢ)
【短評】 1着 ジュエルクイーン…積極的に仕掛けて4番手をキープ。勝負どころからは追いっぱなしだったが、最後までしっかり伸びて差し切るあたりが力のある証拠。時計もハイレベルだし、着差以上の好内容といえる。 2着 ヒメカイドウ…ベニバナオンリーとケルソンの逃げ争いを見ながら進めたとはいえ、4角先頭から直線もバテてはいないのだから、素質の高さは十分に示してくれた。器用な競馬ができるので、今後も大崩れはなさそうだ。 3着 ケルソン…逃げ馬を早々に交わしてハイペースを演出。とても最後まではもたないかと思ったが、上々の粘りで3着を確保。馬場の恩恵があったにせよ、気分よく走れればかなりの能力はありそう。 【レース後のコメント】 1着 ジュエルクイーン
岡部誠騎手…前走1番人気を裏切っているので、人気に応えられてホッとしました。前半で少し無理をしても好位をキープしたのが正解だったね。あの時計と前が止まらない展開で後ろからでは危なかったかも。追い通しだったけど、長くいい脚を使ってくれたし、今日は地力勝ちといったところでしょう。 |
名古屋・第17回 新春ペガサスカップ(SPⅠ)
【短評】 1着 ブラックスキャット…好位キープとはいかなかったが、ロスのないレース運び。勝負どころでもインをうまくさばき、4角では先頭に並びかけ完璧なレース運び。鞍上の好騎乗に助けられたこともあるが、ここにきての地力強化を強く印象づける内容。 2着 ファストボーイ…勝ち馬と同様にロスなく運び、3角からもラチ沿いをスルスルと進出。直線では一完歩ごとに差を縮め、勝ち馬をしのぐ力強い伸び脚を見せたが、最後は首の上げ下げで僅かハナ差に敗れた。 3着 ハナノパレード…単勝2.7倍の1番人気。やや出遅れて2番手から。スムーズに追走できていたが、結果的に控える競馬では2連敗。逃げた時には楽勝。展開面が敗因なのかも。 【レース後のコメント】
1着 ブラックスキャット
|
笠松・第20回 白銀争覇(SPⅢ)
【短評】 1着 ノゾミダイヤ…少しテンにモタついたぶん予想より位置取りが悪くなり、前半は内でモマれる格好に。ただ、そこから慌てず騒がず、教科書通り3コーナーからスパート。4コーナーで先頭に立った。2着馬に詰め寄られたがきっちり振り切るあたりが力のある証拠。 2着 エーシンユリシーズ…スタート、位置取り争いで小さな不利が重なって後方から。その後はインを突いて進出、4コーナーでうまく外へ持ち出す好騎乗で鋭く伸びてきたが、ゴール前で勝ち馬と脚いろが同じになった。 3着 タッチデュール…中団キープからじわじわと外を進出。平均的にいい脚を使ってはいるが、現状、このメンバーで1400mは忙しかったかもしれない。
【レース後のコメント】
1着 ノゾミダイヤ
|
名古屋・第18回 名古屋記念(SPⅠ)
【短評】 1着 サイモンロード…ハナは譲ったが、うまく切り替え2番手。スムーズに手応え良く追走。一時期は低迷気味も復活を印象付ける内容。 2着 スズカランクス…短距離馬らしく小気味のいい行きっぷり。追い比べで一歩遅れたが、スピードの一端を見せた。 3着 メモリージルバ…自身のレース運びとはいかなかったが、うまく折り合うことができた。流れ込んだ程度だが、位置取りを考えれば悪くない走り。
【レース後のコメント】 1着 サイモンロード 丸野勝虎騎手…まずは勝ててホッとしています。なにしろ勝ち星からずいぶん遠ざかっていましたし、今回は休養明けでもありましたからね。スズカランクスは調教で跨ったことがある馬で、スピードがあることは知っていました。僕のもハナを切りたかったんですが、それでもうまく2番手に切り替えることができましたね。あとは馬の力を信じて、最後までしっかり追いました。これでサイモンロードも復活してくれると思います。僕自身も昨年以上の成績を残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
名古屋・第54回 競馬エース賞 新春盃(SPⅡ)
【短評】 1着 ケントリュウコウ…ラチ沿いを抜群の手応えで追走。3角を迎えても内目でじっと我慢。4角で内目をさばき鮮やかに抜け出した。やや速いペースで進み展開がよかったし、安部騎手の好騎乗も。すべての点でうまく運べたレース。 2着 グロリアスカフェ…好位をスムーズに取れたが、淀みのない流れに加え、他馬の早めのプッシュで追いだすタイミングがいくぶん早くなったのは誤算だったか。それなりにしぶとさは発揮。 3着 ゴールドピューマ…思惑どおりの位置取りから向正面からじわじわと進出。3角ではいつでも先頭に立てる勢い。4角でも②着馬よりもいい手応え。しかし、いざ追ってからが案外。ややモタれ気味でもあったし、いつもの詰めの甘さが出た。
【レース後のコメント】 1着 ケントリュウコウ 今津博之調教師…最近はトモずれがひどくて、びっしりと追い切れない現状だったのですが、もともとこの相手で互角の競馬をしていた馬ですし、距離もいいので、勝っても不思議はないですよ。もっとも、3コーナーでは前2頭とは開きがあったので、よく伸びて3着と見ていましたが…。まさか差し切るとは。勝つときはうまくいくもんですね。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
名古屋・第17回 尾張名古屋杯(SPⅡ)
【短評】 1着 ブライトシンプー…サガジロハンサムをマークして、向正面あたりから馬体を併せに行く積極的な競馬。3角からはマッチレースの様相。抜群の手応えで4角を迎え押し切る。淀みない流れで展開が向いた面はあったが、復活を印象付ける内容。 2着 トーホウボンバー…道中はラチ沿いを追走。以前とは行きっぷりが違い余裕の追走。この馬なりに進境が見られた内容。 3着 サカジロハンサム…転入後6連勝、いまだ負けていないことが評価され、格下にもかかわらず単勝元返しの断然人気。レースは出負けはしたものの、うまく外へ出しレース運びとしては悪くなかったが、淀みのない流れで展開が悪かったか。いくらか余裕がある馬体ということもあってか、ゴール前で失速。
【レース後のコメント】 1着 ブライトシンプー
藤ケ崎一男調教師…持原君はじっくり乗りすぎるきらいがあるので、動けるときに動けと指示した。一度、思い切って休ませた効果で、以前よりは馬体がしっかりしてきたし、使っても反動が出ない。この馬にも久々の勝利になるし、まあ |