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レース回顧

 

 

名古屋・第16回 かきつばた記念(JpnⅢ)

 

 2014年04月29日3回名古屋2日11R サラ系4歳以上・オープン・JpnⅢ 不良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

タガノジンガロ

兵庫

54.0

木村健

512

1.27.2

 

6

2着

8

ノーザンリバー

栗東

56.0

蛯名正

485

1.27.2

1

3着

4

ダノンカモン

栗東

55.0

川田将

532

1.27.3

2

4着

9

ピッチシフター

名古屋

52.0

大畑雅

438

1.27.9

3

4

5着

5

クリスタルボーイ

名古屋

54.0

戸部尚

486

1.27.9

8

6着

12

ファイアーフロート

高知

55.0

東川公

491

1.28.0

12

7着

11

サイモンロード

名古屋

54.0

岡部誠

520

1.28.1

1/2

5

8着

2

ノゾミカイソク

名古屋

54.0

丸野勝

474

1.28.8

3

11

9着

10

サトノロマネ

高知

54.0

永森大

462

1.28.9

1/2

9

10着

1

ダイショウジェット

栗東

54.0

柴山雄

567

1.29.0

1/2

3

11着

6

スマイルジャック

川崎

58.0

楢崎功

493

1.29.0

7

12着

7

トウホクビジン

笠松

52.0

佐藤友

459

1.29.4

2

9

 

【短評】 1着 タガノジンガロ…行きっぷりがもうひとつだったことに加え、3角あたりでは進路をなくしたのか、やや後退。そこからヒルむことなく盛り返してきたのはさすが。元中央オープンの実力を発揮といったところか。 2着 ノーザンリバー…位置取りが悪く前半からピンチといった行きっぷり。それに3角では前をカットされたようで、致命的な不利を受けた。そこから体勢を立て直して、最後は鋭い伸びを見せたがハナ差届かず。負けて強しの内容ではあるが、完全に脚を余してしまった。半兄ランフォルセはこの名古屋との相性があまり良くなかったが、この馬も前走の大井の強さから考えるとあまり名古屋は向いていない印象も受けた。 3着 ダノンカモン…ノーザンリバーに次ぐ2番人気だったが、同馬との馬連が1.1倍という圧倒的な支持を受けての出走だった。レースは上位2頭と同様に軽快な行きっぷりではなかったし、前走名古屋大賞典同様に、反応が悪くコーナーで動けず置かれ気味。そこからしぶとく伸びたあたりは中央オープンの底力だが。 4着 ピッチシフター…向正面から早めに仕掛ける強気な競馬に打って出て、直線入り口では一瞬夢を見たが、最後はキレ負け。地力の違いを見せつけられたかたち。

 

【レース後のコメント】

1着 タガノジンガロ

木村健騎手…パドックでまたがった感じは気合乗りも前走より良かったし、これはいいなと思いましたよ。ダノンカモンを見るような展開で競馬が進められたし、多少外に張る癖は見せたけど、問題はなかったです。直線ではいい伸びを見せてくれましたし、本当にうれしい。

新子雅司調教師…転厩緒戦の前走は7分の状態でしたし、外へ張る面も見せていたので、ハミを替えて臨んだんです。馬体も輸送も加味して絞り込むことができましたからね。直線の攻防は下のモニターで見ていたので、勝ったかどうか分からずにオロオロしましたが、差しきったと分かって、うれしかったです。開業1年半でこんな大きいところを取らせてもらえるなんて…。まだ夢見心地です。バテないのがこの馬の最大の持ち味ですから、距離の融通が利くと思いますし、今後の楽しみです。ありがとうございました。

 

 

 

 

笠松・第23回 オグリキャップ記念(SPⅠ)

 

 2014年04月22日2回笠松1日10R サラ系4歳以上・オープン・SPⅠ 重 2500m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

リワードレブロン

高知

56.0

永森大

485

2.47.7

 

9

2着

2

ジャングルスマイル

金沢

56.0

米倉知

484

2.47.8

1/2

1

3着

7

ドリームマジシャン

笠松

56.0

尾島徹

499

2.48.0

3/4

3

4着

10

ドリームカトラス

笠松

56.0

佐藤友

457

2.48.1

1/2

4

5着

1

タッチデュール

笠松

54.0

東川公

437

2.48.8

3

10

6着

3

エイシンナナツボシ

笠松

56.0

高木健

542

2.48.9

6

7着

6

エーシンクリアー

兵庫

56.0

田中学

481

2.49.1

1

2

8着

9

ウインペンタゴン

川崎

56.0

岡部誠

488

2.49.6

2 1/2

5

9着

8

マグニフィカ

笠松

56.0

向山牧

540

2.49.7

1/2

7

10着

5

サイレントスタメン

川崎

56.0

吉原寛

478

2.50.1

2

8

 

【短評】 1着 リワードレブロン…テンに追っつけるも後方からの競馬。ただ、馬群は一団で先頭からの距離はわずか。向正面なかばからゴーサインが出ると、外々をグングンと進出。鋭さこそなかったが、最後までしっかり伸び、持ち前のしぶとさを発揮した。 2着 ジャングルスマイル…積極的に位置を取りに行き、好位の外で流れに乗れた。2周目スタンド前でエーシンクリアーの仕掛けに合わせて先頭へ接近。そのまま押し切るかに思えたが、結果的にはやや仕掛けが早かったか。ただ、単勝1番人気として一応の責任は果たしたと言えるし、3年連続連対は立派。 3着 ドリームマジシャン…前に壁ができてからは少しマシになったが、戦前の心配通り道中は掛かり気味で、鞍上がなだめすかすのに必死。それでも際どい競馬ができたのは、地力のある証拠といえる。

 

【レース後のコメント】

1着 リワードレブロン

永森大智騎手…ズブいくらいの馬だが、今日は初チークピーシーズが良かったのか、比較的まじめに走っていた。折り合いに心配がないしこれくらいの距離は合う。2周目のスタンド前でレースが動いたときに、反応が遅れてしまったが、最後は前の馬の脚いろが鈍ったし、結果的にはあれでよかったかも。

雑賀正光調教師…一昨年4着だったし、それなりの期待感を持ってきたけど、勝てるとは正直びっくり。ただ、ここを目標に仕上げてきたから、前走よりうんと体調はアップしていた。もう少しスピードがあればとは思うけど、とにかくバテないのがこの馬の強み。現時点では具体的な目標はないけど、これからも交流戦で頑張ってほしいね。

 

 

 

 

笠松・第40回 新緑賞(SPⅡ)

 

 2014年04月10日1回笠松3日10R サラ系3歳・オープン・SPⅡ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

ドクターナイーヴ

名古屋

56.0

岡部誠

472

1.43.8

 

1

2着

3

トーホウボンバー

名古屋

56.0

安部幸

456

1.43.9

3/4

4

3着

8

リックタラキチ

笠松

54.0

吉井友

485

1.44.2

1 1/2

2

4着

5

カツゲキイチバン

笠松

56.0

尾島徹

525

1.44.4

1 1/2

3

5着

2

レインメーカー

笠松

54.0

筒井勇

449

1.45.6

6

9

6着

10

スウィフトダンサー

笠松

56.0

向山牧

458

1.45.7

5

7着

7

フェニックスパーク

笠松

56.0

佐藤友

433

1.46.0

1 1/2

6

8着

6

アクティブウイーク

笠松

56.0

池田敏

470

1.46.7

3

8

9着

1

リードテイオー

笠松

56.0

東川公

448

1.47.8

5

7

10着

9

ゴールドレモン

笠松

54.0

丸野勝

421

1.48.2

2

10

 

【短評】 1着 ドクターナイーヴ…出遅れたが、気合をつけられてからの二の足で好位をキープ。道中も気合をつけられながらの追走だったが、4角手前で先頭から、力強く押し切った。笠松は初めてだったが、全く問題なし。単勝1番人気の期待に見事応え。 2着 トーホウボンバー…無理せず馬任せで中団からの追走。勝負どころからインを突いたぶん、やや仕掛けが遅れたが4コーナーでの手ごたえは抜群。手堅い差し脚があり、今後も大崩れは少なそう。 3着 リックタラキチ…勝負どころからいい感じで追い上げたが、直線は伸びあぐねた。道中は終始、外を回るコースロスがあったし、久々だったことを考えれば仕方がない。叩いた上積みに期待したい。 4着 カツゲキイチバン…フットワークこそパワフルだが、スピード感にやや欠ける。勝負どころで頭を上げるシーンが見られたように、ややコーナーリングにも難がある感じが見られるし、もう少し器用さが欲しいところ。ただ、勝ちに行く競馬をしての4着で、上位とはそれほど差はない。

 

【レース後のコメント】

1着 ドクターナイーヴ

岡部誠騎手…勝ったから良かったけど、道中はふわふわ気を抜いたりして、気性的には課題が多いね。ただ、そういったタイプのぶん距離はもっているのかも。今後も大きいところを勝てるように、頑張っていきたいね。

荒巻透調教師…イレ込みもいつも程度の軽度なもの。体型や血統的に1600mくらいがベストかなとは思うけど、小回りだし中距離でも何とかなるかな。このあとは駿蹄賞を予定しています。

 

 

名古屋・第54回 東海桜花賞(SPⅠ)

 

 2014年04月04日1回名古屋4日10R サラ系4歳以上・オープン・SPⅠ 重 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

8

ピッチシフター

名古屋

55.0

大畑雅

433

1.28.3

 

4

2着

11

トウショウセレクト

兵庫

57.0

木村健

494

1.29.0

3

2

3着

4

ノゾミカイソク

名古屋

57.0

岡部誠

476

1.29.2

1 1/2

7

4着

12

マルカベンチャー

名古屋

57.0

戸部尚

475

1.29.2

3

5着

7

サイモンロード

名古屋

57.0

丸野勝

522

1.29.7

2 1/2

1

6着

2

ルクレルク

名古屋

57.0

持原大

485

1.30.0

1 1/2

9

7着

3

ケージーアメリカン

金沢

57.0

米倉知

467

1.30.1

1/2

6

8着

9

エーシンハダル

笠松

57.0

尾島徹

518

1.30.2

8

9着

5

ミヤジチョビ

名古屋

57.0

安部幸

474

1.30.2

11

10着

1

ズンダモチ

笠松

57.0

佐藤友

527

1.30.4

3/4

5

11着

6

キタノアラワシ

笠松

57.0

森島貴

503

1.30.4

12

12着

10

コロカムイ

笠松

57.0

東川公

463

1.31.9

7

9

 

【レース後のコメント】

1着 ピッチシフター

大畑雅章騎手…勝ちますよ、って言いましたよね。相手はそろっていましたが、仕上がりが良かったし、本当に自信を持っていたんですよ。前で2頭がやりあってくれたし、道中はシメシメと思って乗っていました。速い流れでもぜんぜん楽に追走できましたからね。期待通りの走りでした。このあとは権利を得たのでかきつばた記念に向かうのかなあ? まだ聞いていませんが、どちらにしても頑張るだけですよ 。

 

 

 

 

 

名古屋・第12回 若草賞(GDJ2014 SPⅠ)

 

 2014年04月03日1回名古屋3日11R サラ系3歳・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

7

トーコーニーケ

兵庫

54.0

川原正

461

1.30.2

 

1

2着

3

コパノバウンシ

大井

54.0

吉原寛

433

1.30.6

2

4

3着

11

ユノエスケープ

兵庫

54.0

板野央

436

1.30.9

1 1/2

3

4着

8

ホウライナデシコ

名古屋

54.0

柿原翔

430

1.30.9

2

5着

12

リンナチャン

名古屋

54.0

山田祥

418

1.31.1

1

11

6着

10

アベニンジュエル

名古屋

54.0

丸野勝

443

1.31.3

1

5

7着

1

リンカスイート

笠松

54.0

佐藤友

445

1.31.5

1

7

8着

4

ナウゲッタチャンス

名古屋

54.0

安部幸

434

1.31.5

10

9着

6

カミサマホトケサマ

名古屋

54.0

岡部誠

468

1.31.6

3/4

9

10着

9

ワンダフルタイム

船橋

54.0

張田昂

440

1.31.6

8

競走中止

5

ヨシノミカエル

笠松

54.0

筒井勇

475

 

 競走中止

6

出走取消

2

チャコリ

浦和

54.0

脇田創

 

左前跛行 

出走取消 

 

 

【短評】 1着 トーコーニーケ…すんなり2番手。行きっぷりもよく3コーナーあたりでは先頭に出ようかという手ごたえも、じっと我慢。直線を向き先頭に立つと、ひと追いごとに差を開け、完勝といった勝ちっぷり。見事単勝1番人気に応えた。 2着 コパノバウンシ…抜群のスタートを決め、ほぼ馬なりで先行。早めに並びかけられマイペースとはいかなかったが、しぶとく食い下がり内容のある2着 3着 ユノエスケープ…2角まで最後方。向正面で一気にマクり、3コーナーで前を射程圏に入れたのは予定どおりだろうが、結果的に前半で脚を使ったぶん、最後は伸びあぐねた。

 

【レース後のコメント】
1着 トーコーニーケ

川原正一騎手…前走の梅桜賞では初の輸送、初の1900mということもあって負けてしまいましたが、今回は1400mに短縮しましたし、馬場慣れも見込めましたからね。前半はいい位置を取りたいと思ったので、2番手につけられたのは思惑通り。緩いペースだったし、あれならもうひと伸びできると思いました。地元の菊水賞にも騎乗馬がいたのですが、それを断っての遠征だけに、負けられんところですよ(笑)