笠松・第38回 ゴールドジュニア(SPⅢ)
【寸評】 1着 トーコーガイア…道中は馬任せの追走で中団やや後ろから。向正面の半ばでゴーサインを出すと、他馬が止まってみえるような反応で進出。4角先頭から直線も離す一方。これは強い。 2着 サウスウインド…内枠有利に突っ張り気味にハナを主張。最初のコーナーを回ってからはペースを落とせたし、自身の力は出し切れた。現状では勝ち馬とは力の差があるか。 3着 カツゲキイチバン…特に不利もなく道中は中団で淡々と流れに乗れた。ただ、勝負どころで勝ち馬が来た時に反応できず。最後までじわじわ伸びていたが…。
1着 トーコーガイア
木村健騎手…すっきり重賞が勝てて良かった。前走は勝ち馬が同じ厩舎の馬で動くに動けなかった。今日は思い切った競馬ができたし、強い馬ですね。また笠松に来る機会があったら頑張りたいです。
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名古屋・第16回 新春ペガサスカップ(SPⅠ)
【寸評】 1着 リーダーズボード…不安視されたのはスタートのみ。ポンと出てしまえばマイペースの競馬。最後まで余裕の手応えで力どおりの結果。全国に打って出てどれだけ活躍するか本当に楽しみ。 2着 ホウライナデシコ…ハナにでも行こうかという出脚だったが控えて2番手。前を意識せず自身のペースを守り2着狙いに徹するレース運び。すんなりすれば粘り強い持ち味を発揮。3着のピースフルリバティには4馬身の差だけに評価できる内容。 3着 ピースフルリバティ…出負けをして思ったような位置取りではなかったし、向正面あたりでは気難しい面が出たようで反応が悪く、肝心の勝負どころで置かれ気味。最後の伸び脚は良かったが脚を余す結果に。
【レース後のコメント】 1着 リーダーズボード 藤森厩務員…危なげない勝ちっぷりでしたね。このあとは間隔をあける予定だったので、疲れを残さない競馬で良かったです。当初の予定通り、1カ月ほど茨城のほうへ短期放牧に出すと聞いています。春はゆっくりした始動になるかもしれませんね。
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笠松・第19回 白銀争覇(SPⅢ)
【寸評】 1着 ケージーアメリカン…好スタート。行きたい馬を行かせて好位のインをキープ。そのまま4コーナーまで脚をためて、直線でコースをみつけて追い出した。結果的には鞍上の好騎乗といえる。 2着 マルヨレギュラー…前半は馬任せで後方からの追走。勝ち馬の後ろをついて行くようにインを進出して、うまい具合に4角で外へ持ち出して直線勝負へ。惜しくも勝てなかったが、この相手で2着は地力強化の証明。 3着 エーシンハダル…出遅れ。そこから少し無理をして好位の外をキープ。ゴール前まで際どく粘っていたが、最後はテンの無理が応えた格好。ただ、能力はありそうだった。
【レース後のコメント】
1着 ケージーアメリカン
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名古屋・第17回 名古屋記念(SPⅠ)
【寸評】 1着 サイモンロード…単勝オッズ1.3倍の断然人気に支持された。枠順とダッシュ力の違いもあり、難なく先手を取ると、無理に抑えることもなく馬の行く気に任せての逃げ。速いラップを刻んだが、そこは力の違いで一度も並びかけられることなく最後も突き放した。これぞ名古屋№1と言わんばかりの内容だった。 2着 クリスタルボーイ…ハナにでもという意気込みはあったろうが、サイモンロードとは出脚が違っていた。あっさりと2番手に。3角では1馬身の差。並びかけるまでに至らず、逆に4角を迎えたところでは2、3馬身に開いてしまう。やはり力差を認めざるを得ないような完敗といった内容の2着。 3着 メモリージルバ…ひさびさの1400mというのもあって中団からの競馬に。外々を回るコース取りの差や距離の適性はあったが、それでも3着争いを制したのは地力あればこそ。健闘の部類。
【レース後のコメント】 1着 サイモンロード 丸野勝虎騎手…名古屋グランプリから日程は詰まっていましたが、いつもと同じような感触でしたし、この馬なりの状態で臨めたと思います。同型(クリスタルボーイ)はいましたが、枠も内でしたし、徹底して先行するつもりでした。道中も手応えもよく、勝てると思いました。今後の予定は未定ですが、この馬とのコンビでいい結果を残せるよに頑張っていきます。
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名古屋・第53回 競馬エース賞 新春盃(SPⅡ)
【寸評】 1着 ノゾミカイソク…好スタートを切ったが先手をラヴィドールに譲り、内でじっくりと辛抱。道中は下口のフォームで抜群の行きっぷり。勝負どころの3角あたりからは好位の外めを追走したウィングヴェールが後退したおかげで、ロスなく逃げるラヴィドールに並びかけることができた。きょうは操作性の良さや競馬の巧さを感じさせる会心のレース運びで、完全復活を印象づける内容だった。 2着 ラヴィドール…楽々と先手を取り最初のコーナー手前ではすでにスローに落とせた。そのままマイペースに持ち込み、レース運びとしたはほぼ完璧だったが、あっさりと交わされたあたりは現状の力差か。 3着 エーシンバサラ…ブランクがあった影響か出脚がひと息。道中の反応もあまり良くなかった。勝負どころの3角手前では、外へ出そうとしたところをリバルドホープに蓋をされてしまい仕掛けが2テンポも3テンポも遅れてしまったのは致命的だった。しかし、それでも直線を向いてからの伸びは際だち、あと2、3完歩あれば差し切れたかと思える脚勢で追い詰めたのは、まさに負けて強し。次走は確勝と思えるレースだった。
【レース後のコメント】 1着 ノゾミカイソク 錦見勇夫調教師…冬場は走りのいい馬で状態も上がっていたからね。相手も格下馬だったし、この結果は当然だろう。レース後はさすがにトモに疲れが出たが、持ち直せば、大きいところを狙える馬だと思う。
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名古屋・第15回 尾張名古屋杯(SPⅡ)
【寸評】 1着 ロードパルジファル…好発でハナにでも行こうかという出脚だったが、あえて控え前を壁にするレース運び。終始、余裕の手ごたえで4角でも持ったまま。完勝といった内容。 2着 ホウライジェントル…やや行きたがる面が出たが、ラチ沿いでじっと辛抱して折り合いに専念。3角あたりで少し置かれ気味になったが、しぶとく脚を伸ばす。直線でモタれ気味になったあたりは、まだ本物ではないようだが、復調に向けメドはついた走り。
【レース後のコメント】 1着 ロードパルジファル 石谷厩務員…ひと追い足りない状況で臨んだので自信はなかったんだよ。でも気で走るタイプなので、それが良い方に出たようだ。このあとはオープンだけど、まだ良くなる余地はあるし、楽しみにしているよ。
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