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レース回顧

 

名古屋・第2回 名古屋でら馬スプリント(SPⅠ)

 

 2012年06月22日7回名古屋4日12R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 重 800m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

ラブミーチャン

笠松

55.0

濱口楠

512

0.47.7

 

1

2着

5

ニシノコンサフォス

名古屋

57.0

阪野学

523

0.48.4

3

4

3着

3

マヤノツルギ

金沢

57.0

桑野等

510

0.48.8

2

6

4着

6

フィールドポップ

名古屋

57.0

丸野勝

474

0.49.0

1

3

5着

9

キングスゾーン

名古屋

57.0

今井貴

511

0.49.0

2

6着

7

ダイワエンパイア

金沢

57.0

藤田弘

473

0.49.0

9

7着

8

ハンドスター

名古屋

52.0

柿原翔

453

0.49.1

1/2

5

8着

10

フィールドチャペル

名古屋

57.0

大畑雅

509

0.49.2

1/2

7

9着

2

コーリンヴァレロ

名古屋

57.0

竹下太

512

0.50.1

4

8

10着

1

ヒャクマンゴク

金沢

55.0

葛山晃

403

0.50.1

10

 

 

【寸評】  1着 ラブミーチャン……歩様の乱れでさきたま杯は回避したが、なんとか間に合い出走にこぎつけた。もちろん単勝オッズは1.1倍の圧倒的な支持。スタート直後は追っ付けたが、手が動いたのはここだけ。あとは終始楽な手ごたえで先頭に立ち、直線も振り返る余裕を見せての3馬身差圧勝。昨年のタイムには1.3秒及ばなかったが、まさに役者が違うといった内容だった。  2着 ニシノコンサフォス……前走のトライアルよりも出脚がつき、前めのいい位置を取れた。4角では一瞬ふくらみかけたが見事に持ちこたえ、そのままスピードに乗って2着を確保。昨年同様のワンツーとなったが、2頭ともやはりこの距離は走る。   3着 マヤノツルギ……馬体重23キロマイナスは絞り過ぎかとも思えたが、パドックでは外め外めを周回し、見るからに良い活気に映った。レースは終始インをつけたこと、そして巧みなコーナリングでロスなく運べたことが奏功しての3着。  5着 キングスゾーン……テンに速い馬が集まったことで、前めのポジションを取ることができず、先行粘り込みの得意のかたちに持ち込むことができなかった。

 

【レース後のコメント】 

1着 ラブミーチャン
濱口楠彦騎手……スピードは地方競馬で一番ですからね。ハナに立った時は勝利を確信していました。これでボク自身は2500勝にもなりましたし、この勝利と重ねてうれしいです。このあとの船橋でも頑張ります。来年はこのレース3連覇といきたいですね。まだまだこれからも活躍できる馬です。応援よろしくお願いします。

 

  

 

 

 

名古屋・第42回 東海ダービー(SPⅠ)

 

 

 2012年06月08日6回名古屋4日12R サラ系3歳・オープン・SPⅠ 良 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

9

マイネルセグメント

名古屋

56.0

今井貴

457

2.03.7

 

4

2着

5

ブライトシンプー

名古屋

56.0

宇都英

475

2.03.7

9

3着

4

ネオンオーカン

名古屋

56.0

大畑雅

487

2.03.7

10

4着

2

アウヤンテプイ

笠松

56.0

尾島徹

462

2.04.3

3

1

5着

3

アルドラ

金沢

54.0

米倉知

431

2.04.6

1 1/2

7

6着

12

オーリーライアン

名古屋

56.0

佐藤友

423

2.04.8

1

2

7着

10

ヴィグラスサウンド

名古屋

56.0

戸部尚

450

2.05.1

1 1/2

6

8着

11

マーメイドジャンプ

笠松

54.0

筒井勇

410

2.05.3

1 1/2

3

9着

1

ノゾミカイソク

名古屋

56.0

丸野勝

450

2.05.5

1

5

10着

7

アグリノキセキ

福山

56.0

三村展

478

2.06.4

4

8

11着

6

セントウイナー

笠松

54.0

吉井友

441

2.08.4

大差

11

12着

8

タッチデュール

笠松

54.0

大原浩

445

2.08.9

2 1/2

12

 

 

 

【寸評】  1着 マイネルセグメント……例によってスタートはいまひとつだったが、1周目直線で早くも先頭に並びかけて外3番手。前走では終始モマれる不完全燃焼な競馬だっただけに、持ち味の息の長い脚をフルに発揮するのに外目に持ち出したが良かった。その後向正面で2番手に並びかけると、今井騎手のこれでもかの気迫のこもった騎乗で先頭に立ち、直線でのブライトシンプーとの追い比べをアタマ差制した。今井騎手にとっては、昨年末初めて重賞勝利をプレゼントしてもらった同馬での嬉しいダービー制覇となった。    2着 ブライトシンプー……勝ち馬の動きに追随。結果的に流れにうまく乗れロスの少ないレース運び。ワンパンチ足りぬレース内容も現状の力は出せた。馬体の成長が待たれるところ。  3着 ネオンオーカン……展開が向いた面こそあったが、残り3ハロンあたりでは後ろから3頭目。そこから好位に押し上げた脚には迫力があった。スタートでアルドラに寄られ少し後ろに下げたこと、そして4角で外へ大きくふくれるロスがなければ、差し切っていた内容だけに中身は濃いが悔しい3着。  4着 アウヤンテプイ……パドックではやや覇気がない印象だったが、馬ッぷりはやはりいい。単勝オッズ1.4倍も納得かと思われた。しかし、レースは1周目から動きのある展開だったからか、好位 で折り合いに専念する競馬に徹したからか、勝負所の3角ではすでに手応えがなく、なんとか地力でもって4着を確保したといった内容だった。印象としてはやはり先手を取り切った方が良さそう。

 

【レース後のコメント】 

1着 マイネルセグメント
川西毅調教師……体調は良かったです。ペースが落ち着いたとはいえ、積極的なレース運びは鞍上の好判断でしょう。着差はわずかでしたが、強い内容だったと思います。今後は選定されればジャパンダートダービーの予定ですが、これから暑さが厳しくなるので、体調が伴っていることが条件になりますね。

今井貴大騎手……こんなに早くダービーを勝てるなんてホントに信じられないです。向正面から一気に仕掛けていったのですが、少し早いかなっと不安はありましたが、あそこは勢いですから。最後はひと踏ん張りしてくれて、根性のある馬ですね。それにブリンカー効果もやはり大きいようです。東京ダービーを勝った本橋孝太は同級生(期は今井騎手が怪我で留年したために一期遅い)で、ボクもと刺激になりました。ジャパンダートダービーに行けるのなら会えるのが楽しみです。周囲の反応ですか? 父からはすぐに祝福の電話をもらいましたが、嫁は結果を知らなかったようで、普通に『お疲れ様』といわれてしまいました(笑) あとで知ったようですけど…。今後もひと鞍ひと鞍一生懸命頑張りたいです。応援よろしくお願いします。