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レース回顧

 

笠松・第7回 笠松グランプリ(SPⅠ)

 

 2011年11月25日14回笠松4日11R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 稍重 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

エーシンクールディ

笠松

55.0

岡部誠

497

1.26.8

 

1

2着

4

フィオーレハーバー

兵庫

57.0

木村健

486

1.27.1

1 1/2

2

3着

5

マルヨシロワイン

笠松

55.0

尾島徹

520

1.27.2

3/4

4

4着

2

エーシンブイムード

兵庫

55.0

田中学

453

1.27.7

2 1/2

3

5着

1

コロニアルペガサス

笠松

55.0

吉井友

476

1.28.6

4

7

6着

7

ニシノコンサフォス

名古屋

57.0

阪野学

532

1.28.9

1 1/2

6

7着

9

ショウケイ

名古屋

57.0

丸野勝

496

1.29.0

1/2

8

8着

6

ビッグポパイ

笠松

57.0

大原浩

510

1.29.3

1 1/2

9

9着

8

セイウンワキタツ

笠松

57.0

島崎和

476

1.30.7

7

10

10着

3

キングスゾーン

名古屋

57.0

安部幸

519

1.32.1

7

5

 

 

【寸評】  1着 エーシンクールディ……キングスゾーンのハナを叩いてすんなりハナへ立つと、そのまま逃げ切り。ゴール前の手応えや動きに物足りなさはあったが、今日もこの馬らしいスピードは健在だった。  2着 フィオーレハーバー……道中、さばきづらそうなシーンはあったが、うまく脚をタメて4コーナーから末脚を爆発。結果2着も、強い内容だったし、同馬の力は発揮できた印象。  3着 マルヨシロワイン……テンに無理せず、末脚に全てを賭ける、といったレースぶり。向正面すぎに仕掛けると、4コーナーではエーシンクールディにもかなり迫った。復調ムードを確信させた一戦。
 

【レース後のコメント】

1着 エーシンクールディ

伊藤強調教師……勝つには勝ったけど、正直物足りない内容だったね。夏場の疲れが残っているのかもしれない。この後は12月7日に船橋で行われるクイーン賞に向かう予定だったけど、ちょっと様子を見てオーナーと相談しながら、という感じになりそうだよ。
岡部誠騎手……相手の出方によっては好位からの競馬を試してみようかな、なんて思っていましたが、いやあ、今日はいつもの馬力を感じなかったし、直線を向いてからも手前を替えずに走っていましたからね。最後は余力があったように見えたかもしれませんが、追って伸びたかは正直、疑問です。ヒヤヒヤというか、この馬の力を考えると、今日はちょっと、という内容でしたね。ただ、強い馬は強い馬ですから。関係者の皆さんがまた立て直してくれると思いますし、今後も応援よろしくお願いします。
 

  

 

 

名古屋・第52回 東海菊花賞(SPⅠ)

 

 2011年11月17日16回名古屋4日10R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

5

エイシンフレンチ

笠松

57.0

尾島徹

513

2.04.2

 

3

2着

9

アムロ

名古屋

55.0

戸部尚

492

2.04.4

3/4

1

3着

1

シルバーウインド

名古屋

55.0

丸野勝

508

2.04.8

2

4

4着

2

リバティーフロー

高知

57.0

倉兼育

497

2.04.9

1/2

7

5着

11

ホウライエイブル

名古屋

57.0

柿原翔

420

2.05.0

1/2

5

6着

7

スマートブレード

名古屋

57.0

岡部誠

527

2.05.4

2

5

7着

4

リワードレブロン

高知

55.0

永森大

479

2.05.6

1 1/2

10

8着

10

マルカハンニバル

名古屋

57.0

安部幸

500

2.06.0

2

2

9着

6

ゼンノモナルカ

高知

57.0

佐藤友

472

2.07.1

5

8

10着

3

サムデイシュアー

高知

57.0

大畑雅

470

2.07.2

11

11着

8

ギンガセブン

高知

55.0

花本正

494

2.09.1

9

9

 

 

【寸評】  1着 エイシンフレンチ……余裕の追走とはいかなかったし、きょうも勝負どころでの反応が鈍かったが、エンジンがかかった4コーナー過ぎではポッカリとインコースが開き、スッと突くことができた。あとの直線は、JRA時に2000~2400メートルで活躍していたさすがの持久力が生き、グイッと伸びて先頭でゴールイン。全てに流れが向いたが、このメンバー相手に価値ある重賞初制覇。次は浦和記念に向かう予定とのことだが、暮れの名古屋グランプリ(2500メートル)ならさらに楽しみが持てそう。  2着 アムロ……前走岐阜金賞であのオオエライジンに食い下がったことが評価されて、3歳馬ながら1番人気に支持された。レースは逃げる高知リバティーフローのすぐ後ろでプレッシャーをかけながらの追走。3~4角で並びかけ、直線で先頭に立つという横綱相撲を見せたが、最後は内を掬われてしまった。しかし、2着とはいえ1番人気に恥じぬ内容。  3着 シルバーウインド……急遽丸野勝虎騎手の代打。スピードが勝った馬だけにスタート直後は持っていかれ気味だったが、1番枠を生かしたコースロスのない騎乗だった。4角では一瞬外へ出すのに戸惑ったが、最後はなんとかリバティーフローをとらえ3着を確保。  4着 リバティーフロー……中央3勝、高知への移籍緒戦であのグランシュヴァリエ(JBCクラシック4着)の2着、その後の黒潮マイルCS優勝という戦績は今回の高知勢の筆頭格。アムロのマークで楽に逃がしてはもらえなかったが、それでも最後まで粘っこく抵抗した。もう少しマークがゆるいものだったら勝ち負け…惜しい。  8着 マルカハンニバル……2番人気ではあったが、ここ2走は勝たなければいけないレースを落としたりが続いたわけでここでは半信半疑。レースも終始外を回らされた以外は大きな不利もなかったので、もう衰えた!?いやいや、この手のタイプは人気が落ちた時にもう一度狙ってみたい。

 

【レース後のコメント】

1着 エイシンフレンチ

尾島徹騎手……残り400mくらいのところではちょっと厳しいかなと思ったけど、4コーナーでぽっかり前が開きましたからね。ラッキーでした。ただ、最後まできっちり伸びていたし、出来のよさがこの結果につながりましたね。
伊藤強調教師……しっかり乗り込めるようになって体調が上向いていたし、レースぶりからみて、少しでも距離が延びるのはいいと思っていました。極端な疲れさえなければ、この後は連闘で浦和記念(11月24日)へ向かう予定です。

 

  

 

 

笠松・第39回 ジュニアクラウン(SPⅡ)

 

 2011年11月11日13回笠松4日11R サラ系2歳・オープン・SPⅡ 重 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

タッチデュール

笠松

54.0

大原浩

429

1.29.7

 

1

2着

3

キミニコイシテ

笠松

54.0

濱口楠

506

1.30.2

2 1/2

5

3着

9

セントウイナー

笠松

54.0

吉井友

431

1.30.5

1 1/2

2

4着

1

トミシノドラゴン

笠松

55.0

安部幸

477

1.32.0

7

4

5着

2

スーパービジョン

笠松

54.0

佐藤友

390

1.32.8

4

10

6着

4

ピースキャンドル

笠松

54.0

東川公

430

1.33.4

3

3

7着

6

エーシンルンバ

笠松

54.0

岡部誠

453

1.33.6

1

6

8着

5

モエレアツヒメ

笠松

54.0

尾島徹

460

1.34.1

2 1/2

9

9着

8

バクシンボーイ

名古屋

55.0

丸山真

445

1.35.8

8

7

10着

7

ストレンジブルー

名古屋

55.0

友森翔

418

1.36.1

1 1/2

8

 

【寸評】  1着 タッチデュール……逃げ馬をマークする位置をすんなり奪えたのがよかった。あとは定石どおり3角から前を捕まえにかかって、4角先頭から押し切った。ややテンが激しくなった中で、この馬だけは踏ん張っており、内容もなかなか。  2着 キミニコイシテ……前半は馬任せの追走。勝負どころから追い出すと、周りの馬とはひと味違う切れ味で上位へ進出。少し展開が向いたのも確かだが、今の馬場で差してこれたのは力のある証拠だ。  3着 セントウイナー……スタートダッシュは他の追随を許さないほど速かった。ゴール前はさすがに止まったが、勝ち馬にマークされながら大バテしているわけではないし、経験を積めば1400mくらいは問題なさそうな感触はあった。

 

【レース後のコメント】

1着 タッチデュール

大原浩騎手……(自身、重賞初勝利について)いや~、よかったです。まずはホッとしました。逃げた同厩舎の馬について行く感じで、スムーズに2番手が取れたのが大きかったですね。岡部さんの馬が早めに絡んできて少し焦りましたが、馬がよく頑張ってくれました。
山中輝調教師……さすがに北海道で2勝してきただけのことはあるね。やっぱり力があるよ。まだ今後については未定だけど、今日で力があることは証明できたし、他地区にもどんどん挑戦させたいね。
 

  

 

 

名古屋・第50回 ゴールドウィング賞(SPⅠ)

 

 2011年11月04日15回名古屋5日11R サラ系2歳・オープン・SPⅠ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

8

オーリーライアン

名古屋

55.0

岡部誠

427

1.44.9

 

3

2着

9

マーメイドジャンプ

笠松

54.0

東川公

415

1.45.0

1

3着

6

タッチデュール

笠松

54.0

大原浩

427

1.45.0

7

4着

1

マザーフェアリー

名古屋

54.0

宇都英

489

1.45.3

1 1/2

2

5着

5

ブライトシンプー

名古屋

55.0

吉田稔

485

1.45.5

3/4

4

6着

2

ルンタノチュー

笠松

55.0

筒井勇

456

1.46.0

2 1/2

6

7着

4

コキビジン

名古屋

54.0

竹下太

457

1.46.6

3

8

8着

7

カツゲキ

笠松

55.0

尾島徹

446

1.46.8

1

5

9着

3

イーストフラ

名古屋

54.0

大畑雅

441

1.50.1

大差

9

 取消

10

マリアサンシャイン

名古屋

54.0

丸野勝

 

出走取消 

 

 

 

【寸評】  1着 オーリーライアン……すんなり好位キープとはいえ、逃げたマーメイドジャンプのペース。4角あたりの手ごたえも見劣ったが、追ってからグイグイと伸び、一歩ごとに差を縮め、きっちりと差し切ってみせた。これまでにはない追ってからの反応の良さで地力強化がうかがえる勝ちっぷり。  2着 マーメイドジャンプ……1番人気。外枠から好スタートですんなりハナには立つと、道中はいたってマイペース。そのまま機動力を生かし直線へ向いてセーフティーリードを奪ったかに見えたのだが…。スピードタイプだけに距離の問題もありそう。最初のコーナーで見せた口向きの悪さと、直線での頭の高さは今後の課題。  3着 タッチデュール……内目をロスなく立ち回る好騎乗。前走でも見せた追っての味はここでも存分に見せられたのだが、2着には僅かに届かず。  4着 マザーフェアリー……名古屋の2歳馬のなかでも目立った好馬体。中間の攻め馬でも好タイムで状態の良さは感じられた。しかしスタートがあまり速くなく、エンジンのかかりも遅いので、展開に左右されるタイプになりそう。能力は感じるが。

 

【レース後のコメント】

1着 オーリーライアン

水川厩務員……初距離でも素直な気性で掛かるところもなく、スムーズな競馬ができました。うれしいですね。レースがうまいのがこの馬のセールスポイントだと思います。加えて最近は手前の替え方がうまくなり跳びも良くなってきました。今後も楽しみです。