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大井・第11回 JBCクラシック(JpnⅠ)

 

 2011年11月03日14回大井5日11R サラ系3歳以上・オープン・Jpn(GⅠ) 良 2000m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

スマートファルコン

栗東

57.0

武豊

510

2.02.1

 

1

2着

9

トランセンド

栗東

57.0

藤田伸

521

2.02.3

1

2

3着

1

シビルウォー

美浦

57.0

吉田豊

472

2.03.0

3 1/2

3

4着

11

グランシュヴァリエ

高知

57.0

本橋孝

496

2.05.3

大差

8

5着

12

テラザクラウド

大井

57.0

今野忠

514

2.05.4

4

6着

3

フィールドルージュ

栗東

57.0

酒井学

509

2.05.7

1 3/4

9

7着

5

ボンネビルレコード

大井

57.0

的場文

492

2.05.9

1

5

8着

2

サイレントスタメン

川崎

57.0

金子正

497

2.06.9

5

10

9着

6

タガノサイクロン

兵庫

57.0

木村健

499

2.07.0

7

10着

7

スウィングベル

高知

55.0

宮川実

480

2.08.6

8

6

11着

8

コロニアルペガサス

笠松

55.0

吉井友

472

2.09.7

5

11

12着

4

アプローチアゲン

高知

57.0

永森大

464

2.09.7

12

 

【寸評】  1着 スマートファルコン……今回も迷わずハナへ。「(トランセンドが)気にはなっていたけど自分の競馬に迷いはなかった」と武豊Jが語っていたように、1~2コーナーを過ぎてからも加速をやめず、バックストレッチに入ったころにはすでに2強のマッチレースとなっていた。ざわめく場内をよそに淡々とペースを刻む走りはまさに人馬一体。勝負所にさしかかると先に手が動き始めたのは2着馬。こちらの手応えにはまだまだ余裕があり、直線満を持して追われると一気にセーフティリードへ引き離した。この世紀のマッチレースを制し、日本ダート界トップを証明。次走はJCダートへの出走を視野に入れており、叶えば久しぶりのJRA出走となる。  2着 トランセンド……勝ち馬がハナを切ることは百も承知。気分よく行かせないことが至上命題で、意識的にプレッシャーをかけにいっていたのは印象的だった。マッチレースとなってからもつかずはなれずの位置をキープし、常にプレッシャーをかけつづけられたのは狙い通りだったか。こちらの手が先に動く形となってしまったが、そこからがこの馬の真骨頂。諦めずに追うジョッキーの気持ちに応えるように直線でじわりじわりと差を詰めていく。ラスト100mはさすがの脚力を見せたが、時すでに遅し。1馬身差まで詰め寄ったところでゴール。今回は完敗の格好だが、これで勝負が完全についたわけではない。次は是非この馬のホームでこの戦いが見てみたい。  3着 シビルウォー……前2頭の異次元の走りについていけない馬が続出する中、なんとか3番手を食らいついていく。3~4コーナーに入っても大きく離されることなく追走し、2着なら・・・の期待も抱かせるものだった。結果的に前との差が詰まることはなかったが、この2頭に最後の最後までしぶとく食らいついていけたのは、地力強化以外何ものでもない。今後の活躍に大いに期待したい。  4着 グランシュヴァリエ……後方からの競馬。直線でしぶとく脚を伸ばしてくると、内で粘るテラザクラウドを首差交わしゴール。着差があるとはいえ、この相手に4着なら立派。  5着 テラザクラウド……道中はなれた4番手を追走。前が飛ばす中、この馬が後続集団を引っ張るような形。そのまま流れ込むかに思えたが、外から3着馬に最後の最後に交わされてしまった。地元期待の馬も、まだまだ4歳馬。今後の成長を待ちたい。  11着 コロニアルペガサス……終始後方。向正面半ばから徐々に遅れだし、直線は最後方で迎える。ラストはバテた1頭を交わしたところでゴール。

 

【レース後のコメント】
1着 スマートファルコン

武豊騎手……道中は相手の気配を感じながら乗っていました。相手も強いですから、最後まで気は抜けなかったです。この馬は地方競馬に強くしてもらった馬です。来年はこの馬でぜひドバイへ行きたいですね。僕自身、中央でも頑張ります。

 

     

 

 

大井・第11回 JBCスプリント(JpnⅠ)

 

 2011年11月03日14回大井5日10R サラ系3歳以上・オープン・Jpn(GⅠ) 良 1200m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

11

スーニ

栗東

57.0

川田将

476

1.10.1

 

1

2着

12

セイクリムズン

栗東

57.0

幸英明

513

1.10.3

1 1/4

2

3着

15

ダッシャーゴーゴー

栗東

57.0

横山典

532

1.10.3

4

4着

6

ラブミーチャン

笠松

55.0

濱口楠

514

1.10.3

6

5着

10

セレスハント

栗東

57.0

福永祐

478

1.10.5

1

5

6着

1

サマーウインド

栗東

57.0

藤岡佑

526

1.11.1

3

3

7着

5

ジーエスライカー

大井

57.0

坂井英

484

1.11.3

1

7

8着

7

ナイキマドリード

船橋

57.0

川島正

486

1.11.3

8

9着

3

ダイワメンフィス

高知

57.0

宮川実

474

1.11.9

3

12

10着

8

テンジンミナトオー

大井

57.0

石崎隆

502

1.12.4

2 1/2

11

11着

14

ニシノコンサフォス

名古屋

57.0

阪野学

530

1.12.6

1 1/4

13

12着

13

ブリーズフレイバー

大井

57.0

繁田健

462

1.12.9

1 1/2

9

13着

4

パフォーマンス

道営

56.0

川島洋

506

1.13.4

2 1/2

10

14着

2

ポートジェネラル

高知

57.0

永森大

498

1.13.6

3/4

14

出走取消

9

オーロマイスター

美浦

57.0

吉田豊

 

 

 

 

 

【寸評】  1着 スーニ……相変わらずの馬っぷり。気合もほどよくのり、仕上がりは万全。レースはスタートこそ問題なかったが、ガンガン飛ばす先行勢のペースについていくのに多少手間取り、道中は後方からの競馬を強いられた。直線入ってからも中団から後方の位置のままだったが、そこからの脚が見事。大外を回ってきたのにも関わらず、一完歩ごとにぐいぐい力強く伸びてくると、ラスト50mで内でせめぎ合う先行勢を並ぶまもなく抜き去ってしまった。レコードのおまけつきで、結果的にこの馬の強さがより際立つ競馬だったといえる。   2着 セイクリムズン……しっかり行き脚がつき、道中はすんなり好位の外をキープ。抜群の手応えで直線を迎えたが、しぶとく粘る前2頭を交わすのにかなり手を焼いていた。勝ち馬にはあっさり交わされてしまったが、激しい競り合いをなんとか制して2着。展開が厳しかったとはいえ、直線での伸びを見ると本調子にはもうひとつだったか。  3着 ダッシャーゴーゴー……久しぶりのダート戦に初めてのナイター競馬だったが、戸惑うところはなかった。4コーナーで外を一気に駆け上がり一度は先頭に出かかったが、外から勝ち馬に一気に来られ、内からも2着馬に差し返される形で3着におちてしまう。少々悔しい結果も、今回の厳しい条件を思えば今後の選択肢に大きな意味をもたらす3着だったといえよう。  4着 ラブミーチャン……パドックでは落ち着いていたが、本馬場に入ると少しうるさい面。が、これはいつものこと。今回もスタートを決めて、さすがの二の脚を発揮してスッと2番手へつける。速いペースもなんのそのだ。抜群の手応えで進み、直線へ。内で粘るジーエスライカー、外から迫るセイクリムズン、ダッシャーゴーゴー。4頭の激しい叩き合いの中、ラスト150mほどでいったん先頭へ立つ。が、やはり前半のペースが最後に応えたか。勝ち馬は別としても、最後は2,3着馬にも競り負けして4着。それでも勝ち馬からはわずか0秒2差。2,3着馬とは同タイムの頭+首差なら立派の一語。GⅠ級の能力を改めて示したし、今後の活躍にさらなる楽しみが増えた。次走は12月5日佐賀のオッズパークグランプリ(1400m)の模様。  5着 セレスハント……中団から。直線は勝ち馬の内を同じように伸びきていたが、ラストは完全に伸び負けの格好。GⅠで結果を出すには、もうひと皮剥けたいところ。  11着 ニシノコンサフォス……好発をきるもスピード自慢が揃ったここでは行き脚が違っていた。後方からの競馬を強いられ、直線も流れ込んだ程度。さすがにレベルの差を痛感。

 

【レース後のコメント】
1着 スーニ

川田将騎手……3連勝でまた一番大きいところを取らせてもらいましたし、この馬には頭が上がりません。東京盃ではインを突きましたが、今日は始めから外をまわすつもりでした。1番人気に応えられて、また強いスーニを見せることができてうれしいです。

吉田直調教師……出来は最高に良かったです。サマーカップ、東京盃で課題が見つかり、それをクリアすることに努めてきました。そして今日また新たな課題が見つかりました。今日は一日喜びに浸りたいと思いますが、明日からまた引き締めて課題にチャレンジしていきたいです。

4着 ラブミーチャン

濱口楠騎手……控える競馬ができるようになったから2,3番手でもいいと思っていた。ただ、それなりに速い流れになってしまったね。直線を向いてからも、いつかは中央馬がやって来るだろうなと思って乗っていたけど、やっぱり先着した馬は強いね。ただ、このメンバーでこれだけ頑張れたのは自信になった。今後が楽しみだよ。

 

 

    

 

 

大井・第1回 JBCレディスクラシック(新設重賞)

 

 2011年11月03日14回大井5日9R サラ系3歳以上・オープン・牝馬(ダート交流重賞) 良 1800m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

ミラクルレジェンド

栗東

55.0

岩田康

434

1.49.6

 

2

2着

8

ラヴェリータ

栗東

55.0

武豊

515

1.49.7

3/4

1

3着

7

カラフルデイズ

栗東

53.0

福永祐

437

1.51.2

7

6

4着

5

パールシャドウ

美浦

55.0

横山典

466

1.51.2

4

5着

10

ウェディングフジコ

美浦

55.0

吉田豊

466

1.51.3

3/4

7

6着

2

ツクシヒメ

船橋

55.0

山田信

523

1.51.7

2

8

7着

3

テイエムヨカドー

船橋

55.0

森泰斗

482

1.52.3

3

12

8着

9

ブラボーデイジー

栗東

55.0

北村友

551

1.52.6

1 1/2

5

9着

1

エーシンクールディ

笠松

55.0

岡部誠

497

1.53.8

6

3

10着

6

トウホクビジン

笠松

55.0

本橋孝

428

1.54.6

4

10

11着

13

ギンガセブン

高知

55.0

水野貴

499

1.55.6

5

11

12着

11

スターオブジュリア

大井

55.0

戸崎圭

483

1.55.6

9

13着

12

マトリックストート

大井

55.0

赤嶺亮

451

1.55.8

1 1/4

13

 

【寸評】  1着 ミラクルレジェンド……中団内目を進める。向正面では目下のライバル・ラヴェリータ(2着)を目の前に置いて追走。3コーナー過ぎから徐々に進出をはじめるライバルを追うように、直後をついていく。直線入って早々に2着馬と馬体を併せてのデットヒート。最後の最後に粘る2着馬を振り切ってゴール。3/4馬身差勝ちはレコードタイムを計測。第1回レディスクラシックを飾るのにふさわしいレースだった。  2着 ラヴェリータ……前回ほどではないが、今回もスタートは少しタイミングが合わず。すぐに行き脚をつけると道中は4番手を追走し、流れにのってスムーズな競馬。直後に勝ち馬がつけてはきていたが、3コーナー過ぎから動き出すと手応えよく3番手に並びかけていく。直線早々に先頭に立つと、外の勝ち馬と激しい叩き合いとなる。最後の最後まで抵抗してみせたが、ラストは終始マークされていた弱みが出たか、わずかに遅れて2着。勝ち馬は強かったが、こちらもまた強い。  3着 カラフルデイズ……一歩引いた3番手。3コーナー過ぎに2着馬が外から並びかけてきた時も冷静に対処できていた。直線はバテた前2頭こそ交わしたが、先着馬2頭には突き放されてしまう。それでも、外から猛追してきた4着馬は頭差凌ぎ、3歳馬ながら3着を死守。このまま成長してくれれば、来年が楽しみな一頭だ。  4着 パールシャドウ……パドックでの気配は一番。ラストは大外から素晴らしい末脚を披露するも、いかんせん道中の位置取りが後ろすぎた。勝ちまではどうかも、少々悔いの残る内容。  9着 エーシンクールディ……大方の予想通りハナへ行くも、ブラボーデイジーに執拗に絡まれてしまう厳しい展開。気分よく行きたい馬なだけに余計にこちらも引くに引けなかったか。それに前走経験しているとはいえ今日はGⅠ。パドックで少々気持ちが乗りすぎている感もあり、いつもと勝手が違ったところもあるのだろう。また次に期待したい。  10着 トウホクビジン……後方からも徐々にポジションを下げ、直線は最後方で迎える。ラストは脚の残っていない馬を交わすのがやっとだった。

 

【レース後のコメント】
1着 ミラクルレジェンド

岩田康騎手……直線に向いたときに楽な手応えだったので、これはいけると思いました。早めに先頭に立ちすぎたので馬が遊び遊びになりましたが、それでも勝つんですから本当に強い馬です。これからもミラクルレジェンドを応援してあげてください。

藤原英調教師……ラヴェリータのことを警戒はしていましたが、こちらもいい状態でしたので勝つことができました。ここへ来て実が入り馬もどんどん良くなってきているので、次はぜひスマートファルコンやトランセンドなど牡馬の強い馬とも戦わせてみたいです。

9着 エーシンクールディ

岡部誠騎手……外の馬が強引にハナを切りに来たのは分かったけど、控えてもう1回巻き返せるかは微妙だったので。思い切って自分の競馬に徹してみたんですけど。今日のところは展開が全てですね。