• トップ > レース回顧 > 重賞競走 > 2010年度

レース回顧

 

 

名古屋・第34 名古屋大賞典(Jpn

 

2011/03/21 27回名古屋1日10R サラ系4歳以上・オープン・JpnⅢ 不良 1900M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

エスポワールシチー

栗東

59.0

佐藤哲

494

1.58.4

1

2着

7

ワンダーアキュート

栗東

57.0

和田竜

505

1.58.8

2

2

3着

1

クリールパッション

美浦

57.0

津村明

479

2.00.4

8

3

4着

12

ヒシウォーシイ

名古屋

56.0

岡部誠

449

2.02.0

8

4

5着

11

セレスハント

栗東

57.0

中舘英

480

2.02.2

1

5

6着

9

ゴールドネオ

名古屋

56.0

丸野勝

496

2.03.6

7

9

7着

10

アプローチアゲン

高知

56.0

永森大

461

2.03.8

1 1/2

11

8着

8

サムデイシュアー

高知

56.0

倉兼育

464

2.04.3

2 1/2

10

9着

6

ノゾミカイザー

名古屋

56.0

大畑雅

480

2.04.7

2

12

10着

2

イイデケンシン

兵庫

56.0

木村健

502

2.05.7

5

6

11着

3

トウホクビジン

笠松

54.0

尾島徹

438

2.05.8

1/2

7

12着

5

ナリタブラック

福山

56.0

岡田祥

490

2.06.5

3

8

  

【寸評】  エスポワールシチー……あまり行きたくなかったのか、じんわりと出ていく格好。それでもスピードの違いで、最初のスタンド前では早くも先頭に立とうかという勢い。そのあとは気分良く行かせることを選択したか、ハイラップを刻んでの逃げ。最後は余裕十分とはいかなかったが、期待通りのレコード駆け。前半のペースを考えれば圧勝といえる内容。  ワンダーアキュート……エスポワールシチーをマークする位置。ペースを考えると絶好の展開になった。3角では前を捕らえにいったが、捕まえるまではいかず、最後は勝ち馬と同じ脚いろに。まあ力通り。  クリールパッション……2角過ぎでは勝ち馬に一瞬だけ詰め寄りかける場面こそあったが、残り3ハロンを待たずに脚いろが鈍り、差は開く一方。完全に力負け。  ヒシウォーシイ……目下12連勝中(うち重賞11勝)と飛ぶ鳥を落とす勢いだった東海公営の大将格も、さすがに中央のトップには歯が立たず。勝ち馬からは18馬身後ろでゴールイン。それでも中央のセレスハントには先着したわけで、中央のオープン級が相手でもそこそこやれることは証明できた。これで連勝は途切れたが、今後交流重賞に積極的に使っていくのか、地元中心にいくのか、ローテーションに注目が集まる。

  

【レース後のコメント】
1着 エスポワールシチー
佐藤哲騎手……アメリカ遠征後で、状態はあまり自信はなかったですが、きょうは馬が頑張ってくれました。もう一度、チャンピオンを目指して、僕もない頭を振り絞って、エスポワールシチーと頑張っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました。

 

  

  

 

 

 

笠松・第38 マーチカップ(SP

 

2011/03/18 21回笠松6日11R サラ系4歳以上・オープン・SPⅡ 良 1900M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

マイネルアラバンサ

名古屋

56.0

岡部誠

504

2.03.7

 

1

2着

7

エーシンエヴァン

笠松

56.0

東川公

508

2.04.5

4

3

3着

6

エーシンアクセラン

笠松

56.0

花本正

500

2.04.7

1

2

4着

4

ドリームプレイ

笠松

54.0

尾島徹

514

2.05.1

2

6

5着

8

トーセンマエストロ

笠松

56.0

向山牧

480

2.05.7

3

4

6着

10

ビッグポパイ

笠松

56.0

吉井友

498

2.06.0

1 1/2

8

7着

1

ミブロボーイ

名古屋

56.0

大畑雅

471

2.06.5

2 1/2

5

8着

2

ヤマニンイグナイト

笠松

56.0

大原浩

434

2.07.3

4

7

9着

9

マイネルピリアー

笠松

56.0

陶文峰

472

2.09.2

9

8

出走取消

5

ショーターザトッシ

名古屋

56.0

持原大

 

 

 

 

 

 【寸評】  マイネルアラバンサ……好位キープから、3コーナーで仕掛けて、4コーナーで先頭へ。直線を向いてからも脚いろは衰えることはなかったし、終わってみれば横綱相撲。ヒシウォーシイがいないここでは負けられないといった感じか。  エーシンエヴァン……前半、少し掛かり気味ではあったが、それ以外は大きな不利はなかった。よく頑張っていたとは思うが、現時点では勝ち馬とは力の差があるかも。  エーシンアクセラン……できれば先手がほしかったが、スローの2番手で折り合いもついていたし、展開としては決して悪くはなかった。堅実だが、決め手勝負になると苦しい面は変わっていない。

  

【レース後のコメント】
1着 マイネルアラバンサ
岡部誠騎手……久びさのコンビでしたけど、具合はすごくいいと聞いていました。道中はポケットに入らないことと、エーシンアクセランに楽をさせすぎないことに気をつけていました。欲を言えば、今日ほどのスローペースなら、掛かるくらいの元気があってもいいのかなあとは思うけど、危なげない勝ちっぷりでしたね。

  

荒巻透調教師……前走は道中の不利が応えたからね。まともならこれくらいは走って当然だよ。1カ月くらいはローテを開けたいタイプだから、順調なら次は笠松のオグリキャップ記念が目標になるかな。

 

 

  

 

 

 

名古屋・第36 スプリングカップ(SP

 

2011/03/10 26回名古屋4日10R サラ系3歳・オープン・SPⅡ 良 1800M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

7

アポインホープ

名古屋

56.0

戸部尚

456

1.59.8

 

6

2着

6

ミサキティンバー

名古屋

56.0

山本茜

518

2.00.0

1

7

3着

9

オグリシュンコー

笠松

56.0

筒井勇

472

2.00.1

1/2

1

4着

4

オーナーシップ

笠松

56.0

東川公

469

2.00.1

5

5着

5

エルウェーオージャ

兵庫

56.0

大畑雅

474

2.00.2

3

6着

1

サカジロタイヨー

名古屋

56.0

岡部誠

425

2.00.2

4

7着

2

モエレウェバリング

名古屋

56.0

竹田秀

449

2.00.6

2

11

8着

3

ブライトヒーロー

名古屋

56.0

小山信

420

2.00.7

1/2

9

9着

11

コアレスバトラー

笠松

56.0

丸野勝

464

2.01.4

3

8

10着

10

ゼニスパワー

名古屋

56.0

吉田稔

450

2.01.5

9

11着

12

エンジェルロード

笠松

54.0

吉井友

396

2.01.6

3/4

12

12着

8

ミラノボヴィッチ

笠松

54.0

濱口楠

468

2.03.0

7

2

 

 【寸評】  アポインホープ……ゴチャついた後続グループに対し、すんなり2番手でマイペースの競馬ができたのが大きいが、4角ではセフティーリードで完勝といえる内容。トモに力が備わり跳びがよくなったし、好素質馬バーンバーンバーンを相手に楽勝だった前走、それに今回の内容を見ると、地力を備えている。  ミサキティンバー……中間の攻め内容は今回のメンバーで最もよく、調子の良さをうかがわせた。レースは例によって後方から。道中は内目をロスなくさばけたほうで、最後は勝ち馬を凌ぐ伸び脚だった。  オグリシュンコー……内に入れるタイミングがなく終始、内から4、5頭目を回る不利な流れ。それに3角あたりからの動きが鈍く。ゴール前の伸び脚がよかっただけに、ロスなくさばければ勝てていたかも、といったレース内容。   エルウェーオージャ……向正面の勝負どころでマクっていくも前を捕らえきれず、逆にコーナーでは前との差を広げられてしまった。一瞬の脚よりはジワジワと脚を使うタイプ。  ミラノボヴィッチ……仕掛けてハナを奪いにいくも叶わず。その影響もあり、勝負どころでは早々と脚を無くしてしまった。それでもシンガリ負けとは・・・。やはり体型的にも血統的(父サウスヴィグラス)にも短距離志向なのだろう。

 

 【レース後のコメント】
1着 アポインホープ
今村厩務員……ボクは勝つと思って自信満々だったし少なくとも名古屋の馬には負ける気がしなかった。だから、エースの印が薄くて憤慨したんだ。当初は短距離向きの印象はあったけど、前走は折り合いも全く問題なかったので、今後の重賞戦線が楽しみですね。遅いペースでの折り合い面の対応がカギとなってきそうです。