名古屋・第4回 湾岸スターカップ(SPⅡ)
【短評】 1着 スプリングメドウ……前2頭がテンの攻防を繰り広げたことで、絶好の展開。インザホッパーが食い下がったが、最後は危なげなく突き放した。駿蹄賞、ダービー3着。先着2頭が抜ければ順当だったということか。 2着 インザホッパー……中団の前目で流れにもうまく乗れた。外から早目に手応えよく動けたし、勝ち負けに加わる善戦。 3着 ハーピーマロン……後方から。今日は展開が向いた感はあるが、久々にらしい末脚を繰り出せた。 7着 ダイセンハッピー……何とかハナはとったが、1枠のフーククリスタルとの競りが生じて、結果的にオーバーペース。失速もやむなし。どこかで控える競馬をマスターしていく必要がある。
【レース後のコメント】 1着 スプリングメドウ 岡部誠騎手「スタートはイマイチでしたが、二の脚でカバーできました。非力なところがあり展開の助けが欲しいと思っていたので、先行争いが激しくなってくれたのもよかったですね。3コーナーで外から早めにプレッシャーをかけられ、少し仕掛けは早くなってしまいましたが、長くいい脚を使ってくれる馬なのでしまいまでしっかり動いてくれました。タイトルが獲れてよかったです。次は「西日本ダービー」(9月14日・名古屋)を目標にがんばります」 井手上力久調教師補佐「410キロほどのコンパクトな馬ですし、暑さは平気みたいです。最近はサッと好位に付けられるようになっていますし、今日は先行2頭がやり合って展開も向きました。うまくいきましたね。厩舎としても久々の重賞制覇ですし、1番人気に応えられてホッとしています」
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