名古屋・第25回 名港盃(SPⅡ)
【短評】 1着 ナムラマホーホ……先行争いを見る形で理想的な競馬 前のペースもそこそこ速く、折り合いもついたし、戸部騎手も冷静な手綱捌き、取り口の巧さが光った。 2着 タイガーアチーヴ……陣営から強気なコメントはなかったが、やはりハナを切れば走る。コーカスにハナを譲らなかったし、4角手前で引き離したときは勝ったかに思えたが。 3着 コーカス……出脚はあったが、タイガーアチーヴには譲る形。道中では頭を上げるシーンがあった。いったん後退しかけるも再び脚を伸ばす。 4着 キーグラウンド……体調面に不安はなく映ったが、この馬にしては無理なく好位も、3角すぎで手応えが怪しくなった。 8着 キョウワスピネル……だいぶ硬さが増していたし、夏負けの兆候が感じられた。本来の伸びは見られず。
【レース後のコメント】 1着 ナムラマホーホ 戸部尚実騎手「初コンビでしたが、イメージしていたとおりクセがなくてとても乗りやすかったです。位置取りも4、5番手と理想的でしたし、4コーナーでは逃げるタイガーアチーヴと差がありましたけど、今日の馬場は朝から差しも決まっていたので何とかなると信じて追いました。勝ててよかったです」 藤ケ崎一人師「流れも向いたのでしょうが、どこからでも競馬ができる強みが生きた感じですね。着実に力を付けて距離にも対応できるようになりました。若干馬体が減っていたので、ひと息入れてから今後のローテを考えたいと思います」
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