名古屋・第8回 梅桜賞(SPⅡ)
【短評】 1着 ティーズダンキー……外枠から好発を決めてハナをとる陣営、鞍上の好判断。スローで流れて、向正面では少しペースアップ。最後は2着馬とのマッチレースになったが、二枚腰で振り切った。 2着 オーゴンノキズナ……外3番手。折り合いもついていたし、現時点での力を出し切った。勝ち馬とは内外の差だけ。 3着 アップメイヒメ……陣営も「3着ぐらいないかな」と言っていたが、本当に来るとは!? まだ良化途上の馬体での結果だし、暖かくなればもっと良くなってきそう。 4着 スマイルジャスパー……大幅な馬体減でトモの運びももうひとつだった。「ゲート裏でのイレ込みがキツかったです」と村上騎手は振り返っていたように、課題を残す初遠征になった。
【レース後のコメント】 1着 ティーズダンキー 今津博之調教師……気を抜く面があるので余裕のない逃げに映りましたが、叩けば反応してくれる馬ですからね。枠順が外すぎるのがどうかと思っていましたが、うまくいきました。まだまだ伸びしろがありますし、この先が楽しみです。平場でも勝つのは嬉しいものですが、重賞ともなるとひとしおですね。
動画:金シャチけいば情報チャンネル(名古屋けいば公式チャンネル)
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名古屋・ 日進市長杯 第26回 マイル争覇(SPⅡ)
【短評】 1着 カツゲキキトキト……3頭の先行争いを見る形でスッと内に入れていった。ゴールドリングが大逃げを打つが、冷静に構えていたし、サンデンバロンが早めに並んでいくが、慌てずに突き放した。重賞20勝目の金字塔。名古屋の競馬史に残る名馬の仲間入り。 2着 トリマゴラッキ……いつもより好ポジションにつけられた。しまいは長くいい脚を使えたし、やはりマイルは合う。 3着 サンデンバロン……キトキトを負かしにいく、積極的な仕掛け。最後は突き放されてしまったが、馬体も維持もしていたし、名バイプレイヤーぶりを発揮。 11着 マイタイザン……3角からズルズル後退し、最後は歩いてゴール。心房細動があった模様。
【レース後のコメント】 1着 カツゲキキトキト 錦見勇夫調教師……本当にいいころからするとまだ7分程度の状態だと思いますが、徐々に本来の走りを取り戻してきました。やはり力のある馬ですね。次走についてはあくまで馬と相談しつつですが、名古屋の重賞で唯一勝っていない梅見月杯に使いたいと考えています。
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笠松・第26回 白銀争覇(SPⅢ)
【短評】 1着 タイセイプレシャス……ふれこみ通りダッシュ力は平凡で、レースは最後方から。じっくり脚をタメて機をうかがっていたが、幸いレースはテンの4ハロンが48秒2というハイペース。流れがしっかり向いたし、4コーナーで内が開いた点も鞍上が見逃さなかった。 2着 ファストフラッシュ……スタートを決めて好位勢の後ろからレースを進めたが、4コーナーでは前をいくドライヴナイトを上回る手応えで追撃。勝ったと思われたところを内からタイセイプレシャスに差された印象。以前、笠松に在籍していたころとは別馬を思わせる雰囲気、活躍だ。 3着 ドライヴナイト…… エイシンエンジョイの2番手が理想的だったが、間にグリグリグリタロウが入って3番手からスタート。早めに動いて前にプレッシャーをかけにいったが、そのぶんもあってラストは失速。力がある馬だし、今日も展開次第では勝てていた印象も。
【レース後のコメント】 1着 タイセイプレシャス 水野翔騎手……中央時の成績を見てもそうですし、追い切りも絶好の動きでしたからね。必ずワンチャンスあると思っていましたが、レースもいい感じで流れていましたからね。スタートはテンから押っつけても全く進んでいきませんでしたが、勝負どころからはしっかり反応してくれましたし、この馬の持ち味を発揮してくれたと思います。早速、今年の目標としていた国内での重賞初制覇を成し遂げましたし、あとは何としてもリーディングを取りたいです。応援よろしくお願いします。
後藤佑耶調教師……厩舎開設以来の初重賞ですからね。正直、本当に嬉しいです。馬主さんやスタッフ、関係者に恵まれて、支えられていますからね。本当に感謝の思いでいっぱいです。タイセイプレシャスですけど、まだ冬毛も結構出てますし、体調の方がまだまだだと思っていたのですが、それでこの結果ですからね。逆に夢が広がりましたし、距離の方も当地なら1600mぐらいまではこなしてくれるんじゃないかなあ、と思っています。馬運車に課題がありそうですから当面は地元中心のローテを組んでいこうと思っていますが、今年の夢は大きく笠松グランプリとでも言っておきましょうか(笑)
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名古屋・ 名古屋市長杯 第24回 名古屋記念(SPⅠ)
【短評】 1着 アドマイヤムテキ……好位のインのいわゆる開催後半の最高のポジションを取れた。それが最大の勝因。笠松グランプリの時よりもデキも上がっていたし、最後はキトキトに詰め寄られるも凌ぎ切った。連覇達成。 2着 カツゲキキトキト……勝ち馬と一緒のコースを上がっていった。勝負どころでの脚色はさすが。勝利とはならなかったが、このあと反動なくローテが組めるようなら、復活の日は近い。 3着 サンデンバロン……インから外へ出して上がらざるを得なかったが、存在感は示せた。馬体も回復していたことが好走に繋がった。 11着 ゴールドリング……スタートで躓く不運。番手では持ち味が出せなかった。大幅な馬体増があったが、太目感はなく成長ぶんだろう。仕切り直し。
【レース後のコメント】 1着 アドマイヤムテキ 角田輝也調教師……この中間はそれこそ24時間体制でスタッフが懸命に立て直してくれました。まずは彼らを労いたいですね。状態も上がっていましたし、このメンバーでも自信はあったんですよ。岡部騎手からも勝利宣言が飛び出していましたしね。これからも一戦一戦を大事に戦っていきたいです。
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名古屋・第23回 新春ペガサスカップ(SPⅠ)
【短評】 1着 ブンブンマル……好発を決めて、ハナへいけるほどの出脚だったが、ダイセンハッピーとの譲り合いのような形で2番手から。スローの流れだったが、前にもプレッシャーをかけつつ4角先頭。あとは交わすだけという完勝。 2着 ベニスビーチ……出遅れて後方待機も、向正面から外を回して先団にとりついた。ただ、出遅れがなかったとしても勝つまではどうか。競馬はうまい。 3着 ドリームキャット……スタートでアオって、後方から。ただ、勢いづいてからの加速はよく、うまく内を捌けた。短期放牧の効果があったようだ。 4着 ロジータミニスター……向正面から押し上げて勝負に出たが、しまいは甘くなってしまった。現状の力か。 8着 ダイセンハッピー……何が何でもの姿勢ではなかったが、ブンブンマルに行く気がなかったのでハナへ。スローペースのわりに踏ん張れず。初着用のブリンカーも裏目だったか。
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