笠松・第49回 東海ゴールドカップ(SPⅠ)
【短評】 1着 ウインハイラント……少し押して好位の外へ。スタンド前で少し掛かりそうになったが、うまくなだめでスタミナの消耗は避けられた。前が止まり気味になったのもあって3コーナーでは早々に先頭に立つ格好に。4コーナーでは後続が並びかけようとしてきたが、直線に入ると脚いろが同じになりそのまま押し切った。着差以上に強い内容といえる。 2着 ニューホープ……スタートひと息だが、全体的なペースが緩かったのもあり無理なく中団をキープできた。道中は掛かることもなかったし、早めにレースが動いた時も鞍上の巧みなリードもあり大きく置かれなかった。勝ち馬を追うようにスパートし、一気にマクりそうな場面もあったが、最後は少し伸びが止まった。 3着 キースペシャル……ハナを主張しようとしたが、相手が引かず好位へ控えたところに外から勝ち馬に被され、好位のインからの競馬に。道中は折り合いを欠く場面があったし、勝負どころでも少しスムーズさを欠いた。モマれた時に課題を残す格好になったが、それでも3着を確保したように、潜在能力はかなり高い。
【レース後のコメント】
1着 ウインハイラント
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笠松・第24回 ライデンリーダー記念(SPⅠ)
【短評】 1着 フーククリスタル……スタート直後にゴチャついたシーンはあったが、結局ハナに行き切ってそのまま逃げ切り。ゴール前で金沢のマナバレンシアに詰め寄られるも、根性を見せて押し切ってみせた。 2着 マナバレンシア……輸送もうまくクリアした様子で、パドックの好気配が目を引いた1頭。レースは好位から進めたが、勝負どころで仕掛けるとメンバー中最速の上がりを駆使して連入。負けて強しの一戦だった。 3着 ギリニンジョウ……うまくスタートを決めて、レースは4番手から。持ち前のしぶとさをフルに発揮しての活躍で、大波乱の立役者となった。走破時計も優秀だし、もう軽視はできない。
【レース後のコメント】
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名古屋・第20回 名古屋グランプリ(JpnⅡ)
【短評】 1着 マスターフェンサー……9月以来の競馬だが、馬体は仕上がっていたし、気合乗り良くパドックを周回。レースも難なく好位に取り付き横綱相撲。まだ奥がありそう。 2着 ロードゴラッソ……ロスのない立ち回りができたし、この馬の力は出し切ったように見えた。これまでの内容からも勝ち馬とは地力の差があるようだ。 3着 ダイシンインディー……パドックの気配はイマイチでも逃げイチの展開を生かしてしぶといレース運び。最後は力尽きたが、長丁場に適性を示した格好。 7着 キーグラウンド……レース後、瞳騎手が「スピードがすごかったです」と興奮気味に話してくれたように、中央のグレード級を相手に前々で積極的な競馬ができた。地元馬同士の重賞なら、すぐに勝てそうだ。
【レース後のコメント】 1着 マスターフェンサー 角田晃一調教師……攻め馬を十二分に積んで戻ってきましたし、トモに筋肉が付いて大きくなり、パワーアップが見て取れました。4歳のこの時期ですがまだ成長中と言えるでしょう。スタミナがあって長い距離の方が合いますし、賞金を加算して次のステップへ進みたかったので良かったですね。次走は川崎記念になると思いますが、その先にはドバイへ挑戦というプランもあります。
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笠松・ 岐阜県知事杯 第7回 ジュニアキング
【短評】 1着 ベニスビーチ……前半の掛かりは相変わらずだったが、仕掛けてからの伸び脚はさすが。メンバー中最速の38秒5を計測できたし、距離にメドがついたことで先々の視界も広がった。 2着 フーククリスタル……ハナ差の2着で惜しい一戦だったが、重賞で結果を出せたことは先々に繋がるはず。状態的にも万全とはいえなかったし、巻き返す余地はありそうだ。 3着 スーチャン……後方から末脚に徹した騎乗だが、本日も持ち前の勝負根性を発揮。思惑通り距離が延びていいレースができたし、今後も展開次第では上位へ浮上しそう。
【レース後のコメント】 1着 ベニスビーチ 吉原寛人騎手……本当ならもっといい位置取りから競馬がしたかったですけど、行きっぷりはもうひとつでしたね。ただ、最後はしっかり伸びてくれましたし、能力をかなり秘めた馬だと思います。 田口輝彦調教師……本当ならもっと楽に勝てるかと思っていたけど、やはりまだ難しいところがあるタイプだね。ただ、攻め馬の動きが実戦に繋がったし、距離にもメドがついたからね。将来が楽しみになってきました。この後は先々のことも踏まえて輸送も経験させたいから、正月の名古屋へ向かうプランも考えています。
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笠松・第16回 笠松グランプリ(SPⅠ)
【寸評】 1着 エイシンエンジョイ……積極的に叩いて先手を主張。ハナに立ってからは競ってくる馬もおらず、マイペースで運べたが、開けていたラチ沿いの2着馬に突かれて少し遅れを取った。ただ、そこへ外からも並ばれるともう一度エンジンが掛かり、ゴールまでジワジワ伸びて接戦を制した。 2着 ウインオスカー……できれば逃げたかったかもだが、勝ち馬の方がテンは速く好位のインで折り合いに専念。向正面半ばでインをついて早めに先頭に並びかけ、4コーナーでは僅かに先頭に立った場面も。直線もしぶとく伸びて勝利を手中に収めたかに思えたが、差し返されてハナ差及ばずの2着。 3着 ナリタミニスター……外から押して押して3番手をキープ。外めを回るコースロスはありながらも、折り合いもついてうまく流れに乗れた印象。3コーナーで他馬が仕掛けた時に一瞬、3馬身程置かれたが、ジワジワと盛り返し、ゴール前は接戦に持ち込んだ脚に地力の一端をみた。
【レース後のコメント】 1着 エイシンエンジョイ 下原理騎手…追い切りが抜群だったので体調面には自信があった。インが利かないのは分かっていたのでラチ沿いを通りましたが、内を突かれて並ばれた時は少し焦りました。ただ、そこへ外からも並ばれた時にもう一度、馬がやる気になってくれました。12頭立ての外枠だと逃げるのに脚を使いますが、3番枠で力を発揮できましたね。
橋本忠明調教師…放牧後は1戦ごとに状態が上がってきて、ここ目標に良い仕上げに持って来れました。ハナを切ってこその馬なので、ここも積極的に行ってもらいましたが、一度、交わされた後も下原君がうまく対応してくれましたね。次走はまだ白紙ですが、笠松の相性がいいので年明けの白銀争覇に来れたらいいですね。
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