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レース回顧

 

笠松・第49回 東海ゴールドカップ(SPⅠ)

 

 2020年12月31日15回笠松4日10R サラ系・オープン・SPⅠ 稍重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

11

ウインハイラント

名古屋

57.0

加藤聡

459

2.03.1

 

5

2着

12

ニューホープ

笠松

57.0

岡部誠

443

2.03.2

3/4

2

3着

2

キースペシャル

名古屋

57.0

戸部尚

489

2.03.6

2

1

4着

7

アリオンダンス

笠松

57.0

渡邊竜

481

2.04.0

2

7

5着

9

ユノートルベル

笠松

55.0

大畑雅

488

2.04.4

2

10

6着

10

ダルマワンサ

笠松

56.0

筒井勇

436

2.04.5

1/2

3

7着

4

ドラゴンエアル

名古屋

57.0

木之前葵

497

2.04.5

6

8着

5

トロハ

名古屋

55.0

水野翔

498

2.05.3

4

9

9着

8

グランドサッシュ

名古屋

57.0

村上弘

466

2.05.8

2 1/2

12

10着

6

シャドウチェイサー

笠松

57.0

向山牧

495

2.05.9

1/2

4

11着

3

ビービーブレスユー

笠松

57.0

松本剛

512

2.06.2

1 1/2

8

12着

1

モリデンルンバ

笠松

57.0

柿原翔

535

2.06.7

2 1/2

11

 

【短評】 1着 ウインハイラント……少し押して好位の外へ。スタンド前で少し掛かりそうになったが、うまくなだめでスタミナの消耗は避けられた。前が止まり気味になったのもあって3コーナーでは早々に先頭に立つ格好に。4コーナーでは後続が並びかけようとしてきたが、直線に入ると脚いろが同じになりそのまま押し切った。着差以上に強い内容といえる。 2着 ニューホープ……スタートひと息だが、全体的なペースが緩かったのもあり無理なく中団をキープできた。道中は掛かることもなかったし、早めにレースが動いた時も鞍上の巧みなリードもあり大きく置かれなかった。勝ち馬を追うようにスパートし、一気にマクりそうな場面もあったが、最後は少し伸びが止まった。 3着 キースペシャル……ハナを主張しようとしたが、相手が引かず好位へ控えたところに外から勝ち馬に被され、好位のインからの競馬に。道中は折り合いを欠く場面があったし、勝負どころでも少しスムーズさを欠いた。モマれた時に課題を残す格好になったが、それでも3着を確保したように、潜在能力はかなり高い。

 

【レース後のコメント】

1着 ウインハイラント
加藤聡一騎手
……うまくキースペシャルを内に閉じ込めることができましたし、掛かりそうになったところでペースが上がって折り合いがついたり、いろいろハマりましたね。ただ、早めの仕掛けになりながらも最後まで馬が踏ん張ってくれましたね。リズムよく運べればこのくらい走れる力はありますし、夏よりこの時季の方が走りがいいので次走以降も楽しみですね。
坂口義幸調教師……僕自身、他地区では勝ったことがあるけど、東海地区で初めて重賞を勝ててよかったです。これくらいの距離が合っているみたいだし、次走は笠松のウインター争覇を目標にしていきます。

 

 

 

 

 

笠松・第24回 ライデンリーダー記念(SPⅠ)

 

 2020年12月30日15回笠松3日11R サラ系2歳・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

6

フーククリスタル

笠松

55.0

高木健

472

1.28.5

 

3

2着

3

マナバレンシア

金沢

54.0

柴田勇

455

1.28.5

2

3着

11

ギリニンジョウ

笠松

54.0

藤原幹

472

1.28.8

1 1/2

9

4着

9

シャドウヘリテイジ

笠松

55.0

向山牧

536

1.28.8

4

5着

12

シャノンアーサー

笠松

54.0

筒井勇

457

1.29.0

1

5

6着

7

スーチャン

笠松

54.0

池田敏

454

1.29.6

3

7

7着

8

アウタースペース

笠松

55.0

森島貴

430

1.29.8

1

6

8着

1

ニジイロ

名古屋

54.0

大畑雅

468

1.30.7

4

1

9着

2

マイプレシャスワン

笠松

54.0

加藤聡

407

1.31.9

6

11

10着

4

アリスパレス

笠松

54.0

渡邊竜

445

1.31.9

10

11着

10

リゾルート

笠松

54.0

水野翔

425

1.32.7

4

12

12着

5

マナカフナ

笠松

54.0

岡部誠

435

1.32.9

1

8

 

【短評】 1着 フーククリスタル……スタート直後にゴチャついたシーンはあったが、結局ハナに行き切ってそのまま逃げ切り。ゴール前で金沢のマナバレンシアに詰め寄られるも、根性を見せて押し切ってみせた。 2着 マナバレンシア……輸送もうまくクリアした様子で、パドックの好気配が目を引いた1頭。レースは好位から進めたが、勝負どころで仕掛けるとメンバー中最速の上がりを駆使して連入。負けて強しの一戦だった。 3着 ギリニンジョウ……うまくスタートを決めて、レースは4番手から。持ち前のしぶとさをフルに発揮しての活躍で、大波乱の立役者となった。走破時計も優秀だし、もう軽視はできない。

 

【レース後のコメント】
1着 フーククリスタル
高木健騎手
……攻め馬でもレースでもそうですが、4コーナーでふわふわした面を出しますし、まだハナでないと心配な面は抱えていますね。ただ、強い相手に結果を出せましたし、素直に嬉しいです。まだ本調子とはいえませんが、ひと息入れて立て直した効果もあったんだと思います。
井上孝彦調教師……ニジイロよりは速い自信があったので、今日はハナに行かして勝つ競馬をさせました。ただ、今後は距離延長とかもありますし、負けてもいいので控える競馬を覚えさせていかなければいけないと思っています。輸送するとおそらくイレ込むと思うので、現状は地元中心のローテを組む予定です。

 

 

 

 

 

名古屋・第20回 名古屋グランプリ(JpnⅡ)

 

 2020年12月10日19回名古屋3日11R サラ系3歳以上・オープン・JpnⅡ 良 2500m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

マスターフェンサー

栗東

56.0

川田将

509

2.44.8

 

1

2着

6

ロードゴラッソ

栗東

56.0

ルメール

470

2.45.2

2

2

3着

9

ダイシンインディー

美浦

56.0

岩田康

543

2.45.4

1

6

4着

5

サウンドトゥルー

船橋

58.0

森泰斗

474

2.45.8

2

3

5着

1

ミツバ

栗東

58.0

和田竜

482

2.46.2

2

5

6着

8

サクラアリュール

栗東

56.0

武豊

480

2.46.8

3

4

7着

3

キーグラウンド

名古屋

56.0

宮下瞳

518

2.48.6

9

8

8着

4

グランドサッシュ

名古屋

56.0

加藤聡

460

2.50.2

8

12

9着

7

スパークルメノウ

名古屋

56.0

村上弘

476

2.51.1

4

9

10着

12

シンボ

道営

54.0

赤岡修

456

2.51.9

4

7

11着

2

メイショウオオゼキ

名古屋

56.0

浅野皓

475

2.52.3

2

11

12着

11

サザンオールスター

名古屋

56.0

大畑雅

456

2.56.3

大差

10

 

【短評】 1着 マスターフェンサー……9月以来の競馬だが、馬体は仕上がっていたし、気合乗り良くパドックを周回。レースも難なく好位に取り付き横綱相撲。まだ奥がありそう。 2着 ロードゴラッソ……ロスのない立ち回りができたし、この馬の力は出し切ったように見えた。これまでの内容からも勝ち馬とは地力の差があるようだ。 3着 ダイシンインディー……パドックの気配はイマイチでも逃げイチの展開を生かしてしぶといレース運び。最後は力尽きたが、長丁場に適性を示した格好。 7着 キーグラウンド……レース後、瞳騎手が「スピードがすごかったです」と興奮気味に話してくれたように、中央のグレード級を相手に前々で積極的な競馬ができた。地元馬同士の重賞なら、すぐに勝てそうだ。

 

【レース後のコメント】

1着 マスターフェンサー

角田晃一調教師……攻め馬を十二分に積んで戻ってきましたし、トモに筋肉が付いて大きくなり、パワーアップが見て取れました。4歳のこの時期ですがまだ成長中と言えるでしょう。スタミナがあって長い距離の方が合いますし、賞金を加算して次のステップへ進みたかったので良かったですね。次走は川崎記念になると思いますが、その先にはドバイへ挑戦というプランもあります。

 

 

 

 

 

 

 

笠松・ 岐阜県知事杯 第7回 ジュニアキング

 

 2020年12月04日13回笠松5日9R サラ系2歳・オープン・P 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

8

ベニスビーチ

笠松

55.0

吉原寛

442

1.43.3

 

3

2着

6

フーククリスタル

笠松

56.0

高木健

468

1.43.3

2

3着

1

スーチャン

笠松

54.0

池田敏

458

1.43.5

1 1/2

5

4着

2

シャノンアーサー

笠松

55.0

筒井勇

462

1.43.6

1

5着

7

アウタースペース

笠松

55.0

森島貴

429

1.44.1

2 1/2

6

6着

3

カツゲキダイリン

笠松

55.0

向山牧

470

1.44.1

4

7着

5

リゾルート

笠松

54.0

水野翔

430

1.45.3

6

10

8着

4

ハナウタマジリ

笠松

55.0

藤原幹

455

1.45.3

7

9着

9

マイプレシャスワン

笠松

54.0

加藤聡

407

1.45.5

1

9

10着

10

アリスパレス

笠松

55.0

渡邊竜

452

1.46.7

6

8

 

【短評】 1着 ベニスビーチ……前半の掛かりは相変わらずだったが、仕掛けてからの伸び脚はさすが。メンバー中最速の38秒5を計測できたし、距離にメドがついたことで先々の視界も広がった。 2着 フーククリスタル……ハナ差の2着で惜しい一戦だったが、重賞で結果を出せたことは先々に繋がるはず。状態的にも万全とはいえなかったし、巻き返す余地はありそうだ。 3着 スーチャン……後方から末脚に徹した騎乗だが、本日も持ち前の勝負根性を発揮。思惑通り距離が延びていいレースができたし、今後も展開次第では上位へ浮上しそう。

 

【レース後のコメント】

1着 ベニスビーチ

吉原寛人騎手……本当ならもっといい位置取りから競馬がしたかったですけど、行きっぷりはもうひとつでしたね。ただ、最後はしっかり伸びてくれましたし、能力をかなり秘めた馬だと思います。

田口輝彦調教師……本当ならもっと楽に勝てるかと思っていたけど、やはりまだ難しいところがあるタイプだね。ただ、攻め馬の動きが実戦に繋がったし、距離にもメドがついたからね。将来が楽しみになってきました。この後は先々のことも踏まえて輸送も経験させたいから、正月の名古屋へ向かうプランも考えています。

 

 

 

笠松・第16回 笠松グランプリ(SPⅠ)

 

 2020年12月03日13回笠松4日9R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

エイシンエンジョイ

兵庫

57.0

下原理

451

1.26.0

 

5

2着

1

ウインオスカー

川崎

57.0

赤岡修

505

1.26.0

8

3着

9

ナリタミニスター

兵庫

57.0

吉村智

455

1.26.2

1

1

4着

7

ニュータウンガール

笠松

54.0

水野翔

502

1.26.2

6

5着

5

メイショウアイアン

道営

57.0

落合玄

508

1.26.3

4

6着

4

ジャスパーシャイン

道営

56.0

阿部龍

514

1.26.7

2

2

7着

6

ウラガーノ

笠松

55.0

筒井勇

533

1.26.7

12

8着

2

アドマイヤムテキ

名古屋

57.0

岡部誠

492

1.26.9

3/4

7

9着

11

タイセイエクレール

笠松

57.0

渡邊竜

516

1.26.9

11

10着

12

サンデンバロン

名古屋

57.0

丹羽克

479

1.27.0

10

11着

8

シャドウチェイサー

笠松

57.0

向山牧

493

1.27.6

3

9

12着

10

メイソンジュニア

名古屋

57.0

戸部尚

514

1.28.2

3

3

 

【寸評】 1着 エイシンエンジョイ……積極的に叩いて先手を主張。ハナに立ってからは競ってくる馬もおらず、マイペースで運べたが、開けていたラチ沿いの2着馬に突かれて少し遅れを取った。ただ、そこへ外からも並ばれるともう一度エンジンが掛かり、ゴールまでジワジワ伸びて接戦を制した。 2着 ウインオスカー……できれば逃げたかったかもだが、勝ち馬の方がテンは速く好位のインで折り合いに専念。向正面半ばでインをついて早めに先頭に並びかけ、4コーナーでは僅かに先頭に立った場面も。直線もしぶとく伸びて勝利を手中に収めたかに思えたが、差し返されてハナ差及ばずの2着。 3着 ナリタミニスター……外から押して押して3番手をキープ。外めを回るコースロスはありながらも、折り合いもついてうまく流れに乗れた印象。3コーナーで他馬が仕掛けた時に一瞬、3馬身程置かれたが、ジワジワと盛り返し、ゴール前は接戦に持ち込んだ脚に地力の一端をみた。

 

【レース後のコメント】

1着 エイシンエンジョイ

下原理騎手…追い切りが抜群だったので体調面には自信があった。インが利かないのは分かっていたのでラチ沿いを通りましたが、内を突かれて並ばれた時は少し焦りました。ただ、そこへ外からも並ばれた時にもう一度、馬がやる気になってくれました。12頭立ての外枠だと逃げるのに脚を使いますが、3番枠で力を発揮できましたね。

 

橋本忠明調教師…放牧後は1戦ごとに状態が上がってきて、ここ目標に良い仕上げに持って来れました。ハナを切ってこその馬なので、ここも積極的に行ってもらいましたが、一度、交わされた後も下原君がうまく対応してくれましたね。次走はまだ白紙ですが、笠松の相性がいいので年明けの白銀争覇に来れたらいいですね。