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レース回顧

 

名古屋・第37回 ゴールド争覇(SPⅠ)

 

 2019年10月29日16回名古屋1日10R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 重 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

9

ケイマ

高知

57.0

永森大

480

1.27.8

 

1

2着

3

ポルタディソーニ

名古屋

55.0

宮下瞳

437

1.28.8

5

6

3着

5

ソイカウボーイ

道営

57.0

吉村智

486

1.28.8

3

4着

7

ストーミーワンダー

笠松

57.0

渡邊竜

474

1.29.7

4

2

5着

8

メモリーフェーブル

名古屋

55.0

友森翔

461

1.30.0

1 1/2

7

6着

10

サムライドライブ

名古屋

55.0

岡部誠

458

1.30.0

4

7着

1

ブルーウィザード

大井

57.0

吉原寛

470

1.30.3

1 1/2

5

8着

2

キクノソル

兵庫

57.0

田野豊

530

1.30.4

8

9着

4

サンデンバロン

名古屋

57.0

丹羽克

464

1.30.4

10

10着

11

オールージュ

名古屋

57.0

村上弘

445

1.31.2

4

11

11着

12

メモリートニック

名古屋

57.0

大畑雅

455

1.32.5

6

9

取消

6

エムエスクイーン

名古屋

53.0

今井貴

 

創傷性角膜炎 

 出走取消

 

 

【短評】 1着 ケイマ……テンの出脚はサムライドライブとほぼ互角だが、枠順の差でハナ。最初のコーナーでペースを落としてあとは2馬身程度あけての理想的な逃げ。マイナス11キロと輸送で減って、いくぶん細く感じたが、元気一杯で気合乗りは良。サクラレグナムあたりを問題にしていなかったように、西日本の短距離戦では一番強いということか。 2着 ポルタディソーニ……スタートは速かったが、無理をせずにインの3番手。瞳騎手も宣言していたが、理想どおりのポジションで理想どおりのレース運び。勝ち馬が強すぎただけの話で最高の競馬ができた。 3着 ソイカウボーイ……前半は中団の内から、しまいは外へ。教科書どおりの立ち回りだったが、前に楽をされた印象。 4着 ストーミーワンダー……終始、外を回す展開で流れ込んだだけ。跳びは凄くよくなっていたが、もう少し距離はあったほうがいいかも。 6着 サムライドライブ……番手から。砂を被らずに悪くない展開だったが、やはり逃げないと持ち味はひと息ということか。馬体も増えていたし、仕上がりは悪くなかっただけに。

 

【レース後のコメント】

1着 ケイマ

別府真司調教師……今日は内に速そうな馬もいたので2~3番手あたりを想定していましたが、出たなりで行ってしまった感じ。3コーナーで勝利を確信しました。これから強敵相手に戦うことになるので、その前に砂をかぶせるレースを試してみたかったのですが…。馬体減については輸送減りではなく、調整方法をハードにして絞ったもので、適正体重だったと思いますよ。次走は笠松グランプリを予定。最終目標は兵庫ゴールドトロフィーです。

 

動画:金シャチけいばNAGOYA(名古屋けいば)公式チャンネルより     


 

 

 

笠松・第46回 オータムカップ(SPⅡ)

 

 2019年10月24日12回笠松3日11R サラ系3歳以上・オープン・SPⅡ 稍重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

7

ウインハピネス

笠松

57.0

岡部誠

501

2.01.2

 

1

2着

4

コウエイワンマン

名古屋

57.0

大畑雅

537

2.02.0

4

4

3着

10

シャドウチェイサー

笠松

57.0

向山牧

473

2.02.0

5

4着

8

ドリームスイーブル

笠松

57.0

藤原幹

483

2.02.1

3/4

7

5着

3

フジノナデシコ

金沢

55.0

米倉知

482

2.02.2

2

6着

5

メモリージルバ

名古屋

57.0

友森翔

461

2.02.3

3/4

3

7着

9

デジタルフラッシュ

笠松

57.0

水野翔

482

2.02.6

1 1/2

10

8着

2

アンタエウス

名古屋

56.0

山田祥

445

2.03.3

3

6

9着

6

シャイニングアロー

笠松

55.0

東川公

461

2.03.7

2

9

10着

1

ヴェリテ

笠松

57.0

渡邊竜

491

2.06.5

大差

8

 

【短評】 1着 ウインハピネス……スタートはさほど速くなかったが、馬なりで好位に取り付いて、道中も楽な感じで2番手追走。残り400mで先頭に立つと後続との差は開く一方で、終わってみれば4馬身差の快勝劇。ここでは力が一枚上だった。  2着 コウエイワンマン……最初の4コーナー付近までは口向きの悪さを見せたり、折り合いを欠いたりした。その後は好位の後ろで流れに乗り、勝負どころからペースが上がってもバテずについてきたが、位置取りの差のぶん2着がどまり。 3着 シャドウチェイサー……好スタートからすんなりハナへ。平均的なラップを刻みいい感じで逃げていたが、結果的には勝ち馬とは力の差があった。とはいえ、重賞で正攻法から粘れたのは今後につながりそう。

 

【レース後のコメント】

1着 ウインハピネス
岡部誠騎手
……調子がいいと聞いていましたし、返し馬の感触からもやれそうだなと思いました。後ろから一気に来られるのだけが怖かったので、早め早めに動きました。折り合いがついてバテる感じもないので、距離は問題ないですね。
尾島徹調教師……涼しくなって夏負けから回復。転入してきたころよりウンと体調はアップしていました。次は前走で権利が取れたので、笠松グランプリに向かう予定です。
 

 

 

 

 

名古屋・第58回 ゴールドウィング賞(SPⅠ)

 

 2019年10月17日15回名古屋3日11R サラ系2歳・オープン・SPⅠ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

2

インザフューチャー

名古屋

55.0

戸部尚

470

1.44.1

 

1

2着

1

エムエスオープン

名古屋

54.0

今井貴

441

1.44.1

2

3着

3

フクダイトウリョウ

名古屋

55.0

岡部誠

504

1.45.7

8

4

4着

7

メモリーソウル

名古屋

55.0

渡邊竜

444

1.46.0

1 1/2

9

5着

11

ユーセイシューター

名古屋

55.0

丸山真

436

1.46.2

3/4

5

6着

10

ビックバレリーナ

名古屋

54.0

大畑雅

440

1.46.4

1

3

7着

12

ダンスヘイロー

名古屋

55.0

柿原翔

423

1.46.7

1 1/2

11

8着

6

ミラクルキャッシュ

名古屋

55.0

尾崎章

487

1.47.6

4

11

9着

9

メタリフェル

名古屋

54.0

村上弘

458

1.48.3

3

7

10着

5

ヒーローニシキ

名古屋

55.0

木之前葵

423

1.48.9

3

8

11着

8

テクノディーバ

名古屋

54.0

水野翔

435

1.49.1

3/4

10

12着

4

グラムロック

名古屋

55.0

友森翔

473

1.50.2

5

6

 

【レース後のコメント】 1着 インザフューチャー……プラス10キロという馬体重だったが、見た目には太く感じなかったし、好仕上がり。好発を決めて、ハナへ。ミドルペースで逃げて、他の有力馬もつかず離れず。直線はエムエスオープンと差しつ差されつのデットヒート。最後は牡牝の差。ただ、次の兵庫挑戦を考えると、もう一段ギアをあげないと。 2着 エムエスオープン……インの最高のポジションをとり、完璧な競馬。悔しいハナさだったが、力量差は感じない結果だったし、砂を被る競馬もクリアしたことは大きい。びっしり追い切るよりも今回のような軽めの調整が合うのかも。 3着 フクダイトウリョウ……スタートで出遅れ。結果的に外を押し上げるしかなくて、せっかくの好枠を生かせず。最後は脚が上がってしまった。 4着 メモリーソウル……初ブリンカー。ただ、道中は全くかからず。4角手前では最後方まで。ただ、絶望的な状況で4着まで鬼脚。能力は秘めた馬であり、今後は要警戒。

 

【レース後のコメント】

1着 インザフューチャー

川西毅調教師……最後は接戦になりましたが、何とかしのいでくれてホッとしています。今日はいくらか太めの体だったと思いますが、差し返したあたりやはりいい根性をしていますね。距離に関しては基本的に短距離志向の強い馬だと思います。今後のローテーションについては、そのあたりも含めて馬の状態などを考えて決めたいと思います。

 

動画:金シャチけいばNAGOYA(名古屋けいば)公式チャンネルより     
 

 

 

 笠松・JRA認定 第47回 ジュニアクラウン(P)

 

 2019年10月10日11回笠松3日10R サラ系2歳・オープン・P 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

ニュータウンガール

笠松

55.0

向山牧

486

1.28.5

 

2

2着

4

ダルマワンサ

笠松

56.0

筒井勇

435

1.28.5

1

3着

6

ボルドーヴェルチュ

笠松

55.0

岡部誠

443

1.29.3

4

3

4着

2

ボルドープリュネ

笠松

54.0

渡邊竜

371

1.29.5

1

4

5着

9

ハタノゼフィル

笠松

54.0

森島貴

418

1.29.9

2

8

6着

1

アカイハネ

笠松

54.0

吉井友

470

1.30.3

2

7

7着

10

ジャマティーボ

笠松

54.0

島崎和

420

1.30.9

3

10

8着

8

ローズレイジング

笠松

54.0

水野翔

425

1.31.2

1 1/2

6

9着

5

クリスタルキス

笠松

54.0

藤原幹

446

1.31.9

3

5

10着

7

マボロシ

笠松

54.0

東川公

420

1.33.8

9

9

 

【短評】 1着 ニュータウンガール……絶好のスタートを切ってハナに立ち、絶妙のペースに持ち込んで上がりも38秒4。前走とは一変した走りを見せたが、体調面の上積みを考慮すれば、まだまだ強くなりそう。今後も目が離せない1頭だ。 2着 ダルマワンサ……前走同様、後方からの競馬になったが、向正面でスパートを開始。グイグイ脚を伸ばして先団に取りつき、勝ち馬を凌ぐ上がり時計を計測。負けはしたが、内容は実に濃い。 3着……ボルドーヴェルチュ……同厩のボルドープリュネを逃がして2番手からという厩舎作戦もあったようだが、叶わず3番手から。道中は折り合いに専念して末脚に賭けたが、決め手の差が出て3着。気性面にも課題があるし、今後の成長力が鍵を握りそう。

 

【レース後のコメント】

1着 ニュータウンガール

向山牧騎手……前走はスタートで後手を踏んだようだったからね。スタート次第ではハナを切ってみるプランもあったし、作戦通りにうまくいったよ。まだ少し重い面があったから最後は交わされそうになったけど、逆に言えばまだ伸びシロがあるということ。将来的にも大活躍してくれそうな馬だから、これからも応援してあげてください。

 

井上孝彦調教師……強い勝ちっぷりだったと思うけど、体調的にはまだ7分程度。毛づやとかもひと息だしね。ただ、今回は追い切りの動きが一変していたからチャンスはあると思っていたよ。体調面の上積みを考えれば、今後もダルマワンサに負けることはないだろうね。この後はまだ未定だけど、あまり間が空くのもどうかと思うから、ラブミーチャン記念の前に名古屋へ行くプランも考えているよ。