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レース回顧

 

名古屋・第35回 名古屋大賞典(JpnⅢ)

 

 2012年03月22日26回名古屋4日11R サラ系4歳以上・オープン・JpnⅢ 稍重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

5

ニホンピロアワーズ

栗東

57.0

幸英明

524

2.01.4

 

1

2着

9

ダイシンオレンジ

栗東

55.0

川田将

501

2.02.6

6

4

3着

2

エーシンジーライン

栗東

55.0

岩田康

498

2.03.3

3

2

4着

3

ボレアス

栗東

55.0

武豊

472

2.04.0

3

3

5着

11

リワードレブロン

高知

54.0

永森大

483

2.05.4

7

7

6着

7

ショウケイ

名古屋

54.0

今井貴

507

2.05.6

1 1/2

9

7着

8

カツヨトワイニング

高知

52.0

丸野勝

423

2.05.8

3/4

5

8着

1

ホウライオーカン

名古屋

54.0

柿原翔

480

2.06.8

5

6

9着

6

サンキストゴールド

名古屋

54.0

横井将

471

2.06.9

1/2

10

10着

4

サムデイシュアー

高知

54.0

花本正

470

2.07.5

3

11

11着

10

マチカネカミカゼ

高知

54.0

高橋利

476

2.10.8

大差

8

 

【寸評】  1着 ニホンピロアワーズ……ハナを切ろうかという出脚だったが、エーシンに行かせ2番手。道中の折り合いもばっちりで、終始エーシンにプレッシャーを掛けるかたちで進めた。勝負どころで他馬が手が動き出したときも、抑えきれない手ごたえで進出し、4角過ぎで早々と先頭に立つと、あとは差が開く一方。単勝オッズ1.6倍の断然人気に見合う、まさに圧勝劇だった。   2着 ダイシンオレンジ……7勝すべてが1800メートル、そして2年連続重賞勝ちがあるメンバー屈指の実力馬。昨年11月以来の休み明け で状態は今ひとつだったようで、離れた2着がやっと。それでも現状の力は出しきれた。  3着 エーシンジーライン……地方の馬場は初、ダートも2008/05/11以来の久びさのレースだった。その影響もあってか、スタートで躓いて、ムチを使って先手を取るのがやっと。道中も終始勝ち馬にピッタリとつかれて厳しい逃げとなってしまった。圧倒的先行馬有利の名古屋だからそれでも3着に残れたが、もうちょっと引き離した逃げが打てていればもっと抵抗できていたはず。  4着 ボレアス……終始力んだような走りで、手綱を絞る武豊騎手が印象的だった。力感のある馬体は雰囲気があるんだが、力みが克服されないことには…。

 

【レース後のコメント】 

1着 ニホンピロアワーズ
幸英明騎手
……主戦の酒井騎手が負傷のため、代打騎乗となりましたが、以前に乗らせてもらっていたときより力をつけていますね。道中もいい感じで進めましたし、少し早めになったかと思いましたが、手応えも良かったし、なによりも強かった。競馬に行って素直なところがこの馬のセールスポイントですね。僕自身も名古屋とは相性がいいみたいです(笑)

 

  

 

 

 

名古屋・第37回 スプリングカップ(SPⅡ)

 

 2012年03月08日25回名古屋4日10R サラ系3歳・オープン・SPⅡ 重 1800m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

エーシンユリシーズ

兵庫

56.0

木村健

513

1.57.7

 

1

2着

5

ノゾミカイソク

名古屋

56.0

吉田稔

448

1.57.8

1/2

3

3着

2

グレンダウザー

名古屋

56.0

柿原翔

534

1.57.9

7

4着

1

ルンタノチュー

笠松

56.0

筒井勇

460

1.58.0

1/2

2

5着

3

マイネルセグメント

名古屋

56.0

今井貴

456

1.58.2

1 1/2

4

6着

4

ヴィグラスサウンド

名古屋

56.0

戸部尚

451

1.58.6

2

9

7着

7

ブライトシンプー

名古屋

56.0

宇都英

478

1.58.9

1 1/2

5

8着

11

ディアヴィラージュ

名古屋

56.0

大畑雅

459

1.59.6

3

8

9着

6

ブルズアイ

兵庫

56.0

永島太

472

2.00.6

5

10

10着

9

マルチゴールド

笠松

56.0

東川公

458

2.00.7

6

11着

8

ドラゴングランド

名古屋

56.0

丸野勝

478

2.01.6

4

11

 

12

マツノリバイバル

金沢

56.0

畑中信

 

 

 

 

 

 

 

【寸評】  1着 エーシンユリシーズ……笠松の怪物アウヤンテプイの回避によって、単勝オッズ1.1倍と断然の1番人気に推された。レースはドラゴングランドの逃げで、やや速いペースで流れたが、離れた4番手でじっくりマイペースに徹して追走。3角の追い出しでは一瞬ズブいのかなと思う反応だったが、直ぐにエンジンが掛かるとそのままスーッと先行集団に取りついた。そしてそのまま直線へ、といきたかったが最後は思ったほど伸びず辛勝といった内容。距離が長かったのか!? それでも 兵庫所属馬として初のスプリングカップ制覇は立派。  2着 ノゾミカイソク……道中はエーシンユリシーズの内目でほぼ同じ位置取り。4角では前が壁になり追い出しを我慢する場面はあったが、コーナーでばらけると鞍上の好判断でスッと脚を伸ばした。残り100メートルでは抜け出したエーシンを捕らえるかの勢いがあったが、最後は同じ脚色になってしまった。  3着 グレンダウザー……岡部誠騎手の怪我で柿原翔騎手に乗り替わり。器用さを欠くので、どうしても外々の追走となってしまい、その分の距離ロスが最後の着差となってしまう。もう少し直線が長ければ、差し切れるだけの脚はあるのだが…。潜在能力は感じる。  4着 ルンタノチュー……スタートはそこそこながらいつもどおり後ろから。2歳時に東京と小倉の500万クラスであわやの4着があったことから、ここならとの期待はあったが、名古屋ではさすがにコース的な不利が大きかった。ただ、能力的には上位なので、直線で外に振られぬよう早めにマクりきるような競馬が出来れば当地での視界も開けそう。

 

【レース後のコメント】 

1着 エーシンユリシーズ
木村健騎手
……う~ん、距離なのかなあ。前でやりあう絶好の展開だったし、折り合いもついていたのにねえ。勝負所では動けたけど、ゴール前では一杯。勝ったからホッとしたけど、課題も感じたねえ。今日の競馬をみると、次は1700mの菊水賞(園田)になりそうですね。