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レース回顧

 

 

笠松・第6 笠松グランプリ(SP

 

2010/11/26 14回笠松5日9R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1400M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

2

マルヨフェニックス

笠松

57.0

尾島徹

492

1.25.5

 

1

2着

6

キングスゾーン

名古屋

57.0

安部幸

515

1.26.0

2 1/2

4

3着

9

トーセンマエストロ

笠松

57.0

向山牧

476

1.26.0

6

4着

8

ラブミーチャン

笠松

54.0

濱口楠

503

1.26.4

2

2

5着

3

イイデケンシン

兵庫

57.0

木村健

501

1.26.7

1 1/2

3

6着

7

マサアンビション

名古屋

57.0

岡部誠

501

1.26.7

10

7着

5

エーシンアクセラン

笠松

57.0

花本正

482

1.26.7

7

8着

10

カモンネイチャ

名古屋

57.0

吉田稔

478

1.26.8

1/2

5

9着

4

ランスロットル

兵庫

57.0

川原正

568

1.26.9

8

10着

1

クイーンズコート

金沢

55.0

吉原寛

451

1.27.4

2 1/2

9

 

 【寸評】  マルヨフェニックス……スタートは互角だが、テンについて行けず。ハイペースだったとはいえ、向正面からの脚は他馬が止まって見えるようだった。ゴール前もしっかり伸びていたし、今日は完勝といえる。  キングスゾーン……イイデケンシンとびっしり鼻ヅラを合わせての先行争い。その競り合いは4角手前まで続いたが、それでも2着を確保するあたりが、この馬の真骨頂。2着でもキングスゾーンここにありは十分に示せた。  トーセンマエストロ……さほど無理なく中団をキープ。展開的には絶好となった。とはいえ、このメンバーで2着争いできるのだから立派だ。やはり1400mは走る。  ラブミーチャン……大きく躓くようなスタート。あれほどスタートが得意なだけに・・・。これがすべてを物語る。完全復活はもうちょっと先。

 

【レース後のコメント】
1着 マルヨフェニックス
尾島徹騎手……もう少し前に行きたかったけど、他の馬が速くて最後方になってしまいました。ただ、追い出してからの反応はいつもどおりだったし、前が相当がりがりやっていたので届く自信はあった。1番人気に応えられてよかったです。

 

柴田高調教師……馬体に張りがあったし、状態面は前走より良かったと思う。しんがりからの競馬になるとは思ってなかったけど、ペースが速かったから何とかなるかな、と見てました。今のところ次走は未定です。


4着 ラブミーチャン
濱口楠騎手……出遅れも応えたけど、調子のいいころならその後に、ガツンと反応があるはずなんだ。それが叩いて、叩いてようやく2コーナーから行き脚がついたくらいだからね。このあたりは久々の影響なのかな。4着までよく追い上げてくれたと思うよ。

 

 

  

 

 

 

笠松・第34 プリンセス特別(SP

 

2010/11/25 14回笠松4日9R サラ系2歳・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1600M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

5

ミラノボヴィッチ

笠松

54.0

濱口楠

480

1.42.3

 

1

2着

8

マンボビーン

兵庫

54.0

松浦政

485

1.43.0

3

3

3着

9

リジョウクラウン

兵庫

54.0

竹村達

458

1.43.2

1 1/2

2

4着

7

メモリーエッセイ

名古屋

54.0

丸野勝

454

1.43.3

7

5着

2

モエレトゥループ

笠松

54.0

吉井友

423

1.43.3

5

6着

6

ナガラローマン

笠松

54.0

東川公

427

1.43.3

6

7着

3

オートフォーカス

名古屋

54.0

大畑雅

385

1.43.5

1 1/2

9

8着

4

マルヨルビー

笠松

54.0

尾島徹

470

1.44.9

7

8

9着

1

カーリアンヒル

笠松

54.0

向山牧

445

1.46.2

6

4

10着

10

モエレプレシャス

名古屋

54.0

竹田秀

433

1.47.0

4

10

 

 【寸評】  ミラノボヴィッチ……今回もスタートは甘かったが、結果的には逃げるマルヨルビーの2番手と、絶好のポジション取りに成功。終始、楽なレース展開で運べ、終わってみれば2着馬に3馬身差をつけての完勝。モマれた時などまだ課題はありそうだが、垢抜けた好馬体の持ち主で将来性は抜群。今後も注目の1頭だ。  マンボビーン……道中は後方で折り合いに専念。3コーナーすぎに仕掛け、4コーナーも抜群の手応えで進出。2着という結果も、位置取りの差を考えれば上々の内容。  リジョウクラウン……後方からレースを進め、いちはやく向正面で仕掛けを開始。いったんは先団にとりついたものの、4コーナー手前で後退。ただ、直線を向いてからは再び伸びてきた。追い込み馬につらい馬場、あるいは外々を回った点などを踏まえると、一番強い競馬をしたのは同馬だったか。

 

【レース後のコメント】
1着 ミラノボヴィッチ
柳江仁調教師……ブリンカーを着用しているように、まだ気性的に幼いところはありますが、この馬は走りますね。正直、転入してきた時から手応えを感じていた馬なのですが、そうは言っても2歳馬ですから…。結果が出てほっとしています。ただ、今日もゲート内で前肢をかくような仕種を見せて出ッ歯が甘かったですし、そのあたりも今後の課題でしょうね。次走は、笠松の売り上げのためにライデンリーダー記念を使いたいという気持ちはありますが、一応、大井の最終戦にぶつけてみたいと思っています。やはり夢を追いかけたい、という気持ちは捨てきれませんからね。

 

濱口楠騎手……今日もスタートはイマイチでしたね。でも二の脚がついて、結果的には最高のポジションを取れました。終わってみれば、完勝といえる内容だったと思います。攻め馬の動きも凄く良くなっていたし、距離も延びていい馬だと思っていたから、今日は走る前から期待感を持っていました。まだまだ強くなりそうだし、楽しみですね。

 

 

  

 

 

 

名古屋・第51 東海菊花賞(SP

 

2010/11/19 17回名古屋5日11R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1900M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

7

ヒシウォーシイ

名古屋

57.0

岡部誠

452

2.04.6

 

1

2着

6

マルカハンニバル

名古屋

57.0

児島真

495

2.04.7

1/2

3

3着

1

マイネルアラバンサ

名古屋

57.0

吉田稔

508

2.04.9

1

2

4着

4

シンワコウジ

名古屋

57.0

尾島徹

471

2.05.6

3

4

5着

9

ノゾミカイザー

名古屋

57.0

安部幸

488

2.05.7

3/4

5

6着

5

ゴールドネオ

名古屋

57.0

倉地学

494

2.06.3

3

8

7着

2

サンキストゴールド

名古屋

57.0

柿原翔

469

2.06.3

7

8着

3

ケイウンヘイロー

名古屋

57.0

竹下太

497

2.06.6

1 1/2

10

9着

8

セフティーステージ

名古屋

57.0

大畑雅

520

2.08.0

7

11

10着

11

アクセルファイヤー

浦和

55.0

水野貴

413

2.08.5

2 1/2

6

11着

10

ショーターザトッシ

名古屋

57.0

竹田秀

450

2.09.8

6

9

 

 【寸評】  ヒシウォーシイ……前半は折り合いに専念。残り3ハロンあたりから仕掛けるいつものパターン。始動してからの瞬発力は見事。力でねじ伏せてみせた。94、95年のマルブツセカイオー以来の連覇達成。  マルカハンニバル……うまく折り合いマイペースの追走。勝ち馬のマクりにもうまく対応できたし、ほぼ完璧なレース運び。最後までしぶとく食い下がったし、バテてはいないが、決め手のなさが出ての惜敗。  マイネルアラバンサ……枠順のアヤもあってか、思惑どおりとはいかなかった。ゴール前では先着2頭に詰め寄っていたが、勝ち馬が動いたところで動けず、勝負どころで置かれ気味になったのが響いた。
 

【レース後のコメント】
1着 ヒシウォーシイ
川西毅調教師……2頭出しで複雑な心境でしたし、最後も接戦になりましたが、目標としていたレースを勝つことができて本当にうれしいです。若いころから負けん気が強いところがあって、最近はそれに加えて、どっしりとした感じが出てきたのがいいですね。メンタル面での成長が好成績につながっていると思います。

 

 

  

 

 

 

名古屋・第49 ゴールドウィング賞(SP

 

2010/11/05 16回名古屋5日10R サラ系2歳・オープン・SPⅠ 良 1600M

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

ミサキティンバー

名古屋

55.0

山本茜

516

1.45.4

 

4

2着

8

ムーダ

笠松

55.0

尾島徹

446

1.45.5

1/2

9

3着

10

ナラセジンダイコ

名古屋

55.0

竹下太

474

1.45.7

1 1/2

3

4着

6

モエレウェバリング

名古屋

55.0

安部幸

448

1.45.7

7

5着

2

モエレトゥループ

笠松

54.0

吉井友

422

1.46.1

2

2

6着

11

リンドドレイク

笠松

55.0

東川公

464

1.46.2

1/2

1

7着

12

ブライトヒーロー

名古屋

55.0

小山信

418

1.46.8

3

6

8着

9

オートフォーカス

名古屋

54.0

大畑雅

391

1.47.4

3

12

9着

7

メモリーエッセイ

名古屋

54.0

丸野勝

454

1.47.7

1 1/2

10

10着

5

レディダイヤ

名古屋

54.0

岡部誠

410

1.47.7

8

11着

4

モエレプレシャス

名古屋

54.0

竹田秀

431

1.51.1

大差

11

12着

1

モエレスペクタクル

笠松

55.0

濱口楠

478

1.51.6

2 1/2

5

 

 【寸評】  ミサキティンバー……体調が上がって反応も良かった。道中は内の経済コースで脚をため、4コーナーでは馬群が密集するなか、最内の一瞬の間隙を突く鞍上の好判断。山本茜騎手うれしい重賞初制覇。  ムーダ……じっくりと後方追走。上り最速で追い込むも半馬身差届かず。ただ、当地初出走を考えれば大健闘。走りも悪くない。  ナラセジンダイコ……2着馬同様、じっくり待機しての末脚勝負。終始外を回るロスもあり、枠順、展開ひとつでさらに上があった印象。  モエレウェバリング……離れた4番手追走。4コーナーで押し上げる正攻法の競馬。力は出し切れた。  リンドドレイク……ブライトヒーローの徹底マークにあい、息の入れどころがなし。これではあまりにも展開が苦し過ぎ。  ブライトヒーロー……相手はリンドドレイク一頭と見てか、ピッタリマーク。結果的に乱ペースを作り出した主犯格!?
 

【レース後のコメント】
1着 ミサキティンバー
山本茜騎手……レースは勝負どころでインがうまく開いて、抜け出すことができました。ゴールするまで勝てるかどうかわらなかったので、最後までしっかり追いました。重賞初勝利を挙げられたのは関係者の皆様のおかげです。感謝しています。きょうはありがとうございました。