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ラブバレットが3連覇の偉業に挑む!

 今日(11/22)はいよいよ秋の大一番 「第13回 笠松グランプリ(SPⅠ)」(10R)。中央馬のいないレースとしては最高クラスの「1着賞金1000万円」というだけあり、今年も全国から豪華メンバーが集まった。

 

 他地区遠征馬から。まずは一昨年、昨年の優勝馬、岩手⑨ラブバレット(写真)。昨年マークした勝ちタイム「1分23秒6」はコースレコード、当地区に抜群の適性をみせる。地元を叩いての臨戦過程はここ2年と同じで、仕上がりも順調だし、3連覇への視界も悪くない。

 これに実績で上回るのが今年の「かきつばた記念JpnⅢ」優勝馬、兵庫⑥トウケイタイガー。前走ゴールド争覇ではカツゲキキトキトに惜敗したが、完全にマークされての結果だし相手も地方競馬指折りの一頭で勝ったり負けたりの関係。すかさず軌道修正してくるはずだ。

 同じ兵庫からの①エイシンヴァラーも少し前まで中央オープンで走っていた馬でポテンシャルは相当。「(追い切りで)前向きさに欠けていた」という前走でも圧巻の勝ちっぷり。ひと叩きされて前進気勢あふれる動きで、中央実績通りの雰囲気が出てきたというのだから後退要素はない。この馬も主役に躍り出る可能性十分。

 前走「大井競馬場」で走った馬が、実はここ6年は毎年馬券に絡んでいる。そういう意味で今年唯一の該当馬、前走大井「JBCレディスクラシックJpnⅠ」8着の大井④プリンセスバリューの注目度は高い。前走よりメンバーは下がっているにもかかわらず、意外に印は集まらなかった。狙い目としては一番面白いか。

 高知⑩カッサイはこのメンバーに入ると実績で見劣るが、名門・雑賀正光きゅう舎、そして主戦の永森大智騎手で来ているだけに侮れない面はある。3着の穴候補。

 

 東海勢にも触れておこう。⑤ポルタディソーニは3歳馬ながら名古屋ではカツゲキキトキトのすぐ下あたり、番付で例えるとすでに大関まで登りつめた好素質。実績面での強調材料は少し弱いが、ここでどんな走りができるか。地元筆頭は②ダイヤモンドダンス。取消明けで半信半疑で臨んだ前走が桁違いの強さ、やはり元中央1600万の性能はダテではなかった。一気に笠松トップの座を奪う走りを期待。 

 

 最後に勝負馬券。手広く構えるのもいいが、過去5年を見ると「単勝1番人気は②②②⑤②着」、「2番人気は①①③①①着」と分かりやすい傾向が出ているので、ここでは「2番人気→1番人気」の馬単一点買いがオススメ。締め切るギリギリまでオッズとにらめっこしたい。

馬単「2番人気→1番人気」10,000円

(220,280/295,000=回収率74.67%・前開催終了時点)

(井本秀一)

 

 

笠松1,400mで過去最も速く走った馬! ラブバレット