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 一変の期待! カツゲキマドンナ!!

  神田舞さんのコラム「まいまいノート」10/19版に載っているとおり、白山大賞典2着と健闘したカツゲキキトキトは次走に今開催最終日に行われる「ゴールド争覇」を選択。その後は「東海菊花賞」から「名古屋グランプリ」へというローテを歩むこととなり、11/3の「JBC」に向かうことは完全になくなった様子。正直、地方馬代表格としてJBCに挑んで欲しかったなぁと思うのは記者だけではないだろうが、こればっかりは仕方のないこと。地元でキトキトの走りが見られるのは確かにうれしいことであり、ファンにとっても一番のことかも知れない。とはいえ、現実路線を選んだ以上よもや負けは許されない状況に(なにやら西から強敵が出てきそうだが)。まずはゴールド争覇での走りを堪能させていただこうと思う。

 

 本日のメイン「パンジー特別」(12R,16:20、A-3特別)にはそのキトキトの半妹にあたる⑤カツゲキマドンナ(写真)が出走。2、3歳の重賞戦線を一貫して使われてきた馬で勝ったのは園田クイーンセレクションのみだったが、どのレースでも好勝負を繰り広げてきた実力馬だ。古馬と初対戦となった3走前ではペースの違いに戸惑った様子で、時計もこの馬には速かった。そこに比べれば楽な相手関係に映るし、時計面でのヒケ目も感じない。古馬との戦いにも幾分慣れは見込めよう。本来しっかり追えるようになるとさらにいい馬だが、馬なりながら弥富からは感触の良さが伝わってきているし、前走を叩かれたことで少なくともここ数戦よりいい状態で臨めそう。一変の可能性は少なくないはず。人気落ちのここは絶好の狙い目だ。 ⑤⇒⑨⑩①⑦

(石井学)