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 リョーシンヒナタに安心感

 先日行われた凱旋門賞に出走したサトノダイヤモンド、サトノノブレスはそれぞれ15、16着と惨敗。切れ味を武器とする両馬にとってやはり馬場が影響したとみるのが妥当なのだろう。それにしても勝ったエネイブルの強いこと。それこそ重馬場とは思えない鋭さで他馬を突き放していった直線の走りは本当に3歳牝馬?と思わせるものだった。海外競馬に疎い記者でもさすがにその評判は耳に入っていたが、噂に違わぬ走りを見せつけられ、やはり世界は広いなぁと。。。 夢の凱旋門賞制覇は一体いつ、どの馬が達成するのだろうか。

 ちなみに今年の凱旋門賞の売り上げは34億円超という結果に。初年度だった昨年ほどの売り上げではなかったとはいえ、これもやはりすごい数字。主催者はもう日本に足を向けて寝られない?? これにキタサンブラックが参戦していたら、ヘタしたら昨年よりも売れていたんじゃないかと思うと日本の競馬熱は本当にすごいですね(昨年も書いてる気がする、というか絶対書いてる、そして来年も書く)。

 

 さて、本日のメインは「かえで特別」(11R,16:05、A-2特別)。休養から戻ってきた⑪サンデンバロンはやはり出るからには注目される存在。気性的に大外枠はプラス材料だが、ハナが切れなければモロいタイプなので、⑧ホウライマリーン、⑨キタノシャーロットの出方がいかにも気になる。また、気迫でハナ争いを制したとしても休み明けの身で余力が残っているかにも疑問だ。今回は押さえまでの評価に止めることにした。前述の理由でハイペースは必至の様相。展開的には差してこれる馬に食指が動くところだが、いかんせん今の馬場である。仮に⑩キービスケットあたりが飛び込んできても、あまりに後方からでは突き抜けるまではこれもまた疑問が残る。やはりある程度前で進められて、しっかり末を伸ばしてこれる馬から入るのが有効になる。④リョーシンヒナタ(写真)が最適だ。ベストはハナだが控えてもソツのない競馬ができるし、そもそも⑪サンデンバロンとは同厩舎。無理は競り合いには参加しないはず。折り合い面に問題はないし、仕掛けられてからも即座に反応できるので鞍上の意のままに動ける器用なタイプ。好位のインでハナ争いを見ながらじっとしていればかならず勝機は生まれるだろう。ただ、決め手があるタイプではないので、勝ち切るには早め先頭が理想的。あまり大きな期待はかけずに、少なくとも崩れはないという軸としての推奨馬とさせていただく。 ④⇒⑩⑨③⑪

(石井学)