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 チャンス十分! トーホウグローリー!!

 15日に笠松で行われた「くろゆり賞・SPⅠ」はカツゲキキトキトの追撃をハナ差凌いだヴェリイブライトが勝利。鞍上の加藤聡一騎手はデビュー2年目で待望の重賞初勝利となり、それも自厩舎の馬で勝てたことで喜びはひとしおだったことだろう。

 17日には現在南関東地区期間限定騎乗中の岡部誠騎手が浦和で地方競馬通算3,300勝を達成。なんでも名古屋けいば所属騎手における3,300勝達成は歴代初とのこと。いや~すごいですね。そう思うと、未来を担う若手が順調に育ち、今を牽引するエースは自身の記録をどんどん更新してさらに高い壁となる。うん、いい流れです。

 

 本日のメインは「こうま座特別」(10R,16:15、B-1特別)。普通にいけばすでにこの鞍で結果を残している⑦ウォーターディルのスピードが一枚上。が、いまだ底を見せていない⑩コンスタンシー如何では絶対的な存在ではないと見てしまうのが記者の残念なところ。結果的に期待するのはさらに変化球となる⑥トーホウグローリー(写真)。折り合い面に難があるのは承知の上。前が引っ張ってくれた前走は本当に強い内容だったし、極端なスローになった2走前は見ているこちらが息苦しくなるほど窮屈な競馬を強いられた。3走前なんかは強い強い相手に果敢に攻めていった結果で、むしろその姿勢を高く評価したくなるものだった。B級上位でも勝負できる脚力があるのは確かだし、⑩だけでなく勝ち組戦ゆえ逃げて勝ってきた馬たちが⑦に挑んでいくようなことがあればスカッとした一発が見られても不思議ないはずだ。 ⑥=⑦⑩①② 

 (石井学)